足立朝日

一茶まつり盛況

掲載:2006年12月20日号
◆◇全国から19万句
一茶まつり盛況

 5回目の一茶まつりが11月23日、炎天寺(六月三丁目・吉野秀彦住職)で開かれた。 同寺で「やせ蛙」の句を詠んだ小林一茶にちなんだ全国小中学生俳句大会には、海外日本人学校生徒も含め約19万2千句が寄せられた。表彰式に全国から親子連れなどが多数集った。
 境内では佐藤正男行司の仕切りで、やせ蛙と大蛙の蛙相撲も行なわれた。今年は小藤聡紀くん(高1)と皓大くん(小5)の初の兄弟蛙が、迫力の勝負で観客を沸かせた。 1勝1敗1引き分けの結果に皓大くんは「いつもは勝てないからスッキリした」、聡紀くんは「お面で前が見えないから大変」と蛙体験を話した。
  俳句の区内受賞者は次の通り。
【小学校の部】▼区長賞=宮城小▼区教育委員会賞=保木間小▼一茶まつり大賞=北條淳士(宮城6年)
【中学校の部】▼学校褒賞=第十四中、渕江中▼区長賞=青井中▼区教育委員会賞=第十一中、猪野茉依子(渕江3年)


一茶まつり名物の蛙相撲