足立朝日

あの町この店

掲載:2017年9月5日号
魚処「渓」
栗原1-18‐8TEL3859・4079

ソムリエのいる魚料理のお店

 若い頃、赤坂の有名スペイン料理店「ロスプラトス」に3年以上いた中尾武史店主(58)が営む天然魚が食べられるお店。栗原のアンダーパスのそばで11月に開業35年。小笠原、八丈島などで獲れた旬の魚をメインにした料理と、スタッフの一人であるワインソムリエが選ぶ季節に合った日本酒、ワインを売りとしているオシャレなお店だ。
 看板メニューは、天然魚にこだわった刺身の盛り合わせ(2~3人前、税別2700円)。小笠原産の高級魚クエ、ハタ類の煮魚、焼魚など。また、開業以来手作りしている男爵イモを使ったコロッケ(2個、460円)は大評判。都認定「東京特産食材使用店」。
 9月いっぱい、先の「あだち菜うどん&パスタ料理コンクール」で奨励賞を獲った池田大輝さん考案の「あだち菜うどん~サバキノコ冷汁風~」(税別750円)を提供。入賞作品はタケノコ使用だが、秋なのでキノコにし、味はカツオの出し汁に八丁味噌を使用。
 席は45席、30人まで宴会、貸切パーティーが出来る。混み合うので、行く前に空席確認を。スタッフブログで旬の食材やワインのチェックをお勧めする。喫煙可のお店。
【営業時間】火~土=午後5時半~11時、日・祝日=午後5時~10時)。月曜定休


【交通】西新井駅東口から徒歩約8分。駐車場無し

写真上/食材と一緒に、「あだち菜うどん~サバキノコ冷汁風~」
下/新鮮な食材の数々。上はヒラマサ、左下キンメダイ、アワビ