足立朝日

古千谷小 都から表彰 空き缶リサイクルで寄付

掲載:2007年2月20日号
◆◇古千谷小 都から表彰 空き缶リサイクルで寄付
 古千谷小学校(熊谷久明校長)の6年生61人が2月9日、寄付のため特養老人ホーム紫磨園(有賀秀彦園長)を訪れた。
同校は6年前から地域の協力で空き缶リサイクル活動を継続、集めたアルミ缶を売った代金で購入した車椅子などを、高齢者施設に寄付している。平成18年度都教育委員会児童・生徒等表彰を受賞した。今年集めたアルミ缶は860㎏、約7万円。意見を出し合い、DVDビデオカメラを購入した。「缶をトラックに持ち上げるのが大変だった」、「5万円超えるとは思っていなかった」と子どもたち。
 ホールに集ったお年寄りの前で「知っている人は一緒に歌ってください」と「朧月夜」「ふるさと」の歌と、リコーダーで「少年時代」を演奏。プレゼント贈呈の後、「長生きしてねという想いをこめて作りました」と折り紙製のメダルを一人ひとりの首にかけて回った。
 「自分にもこういう時代があったのかしら」とうれしそうに話す女性。代表者の男性が「皆さんのやさしい気持ちを忘れません」と礼を述べた。


お年寄りに心温まる歌や演奏もプレゼント