足立朝日

千住大橋駅周辺まちづくり進む

掲載:2007年3月5日号
◆◇千住大橋駅まちづくり
千住大橋駅周辺まちづくり進む
ニッピ、リーガル整備開発と合わせて

 千住大橋駅周辺の地区で、まちづくり計画が順調に進んでいる。
  千住緑町一丁目に本社と工場を置くニッピとリーガルコーポレーションが、都市再生機構を加えて、広大な敷地の再整備と開発を進めている。
  広さは約12ヘクタール。両社の社屋など業務施設千住大橋駅前と国道4号    は北西側に集約し、他は約1700戸の住宅、商業施設、医療系施設などが計画されている。隅田川沿いにはランドマークとなるツインタワー、東京都施工によるスーパー堤防を整備。千住大橋駅に面して、足立区が駅前広場を設置する。また足立市場前の交差点から東西に、都市計画道路が決定している。
 開発に合わせて周辺地域のまちづくりを行うにあたり、平成15年に千住河原町、千住橋戸町、千住緑町による「千住大橋周辺地域まちづくり連絡会」(池田三代司会長)が発足。連絡会を毎月開き、住民の意見を取りまとめて、区や開発者と協議を重ねてきた。
 住民は自分たちの街を改めて歩き、道路が狭い、古いブロック塀が地震で倒壊の危険性があるなど、多くの改善点を発見。新しいまちの未来像を描きつつ、区とまちづくりのルール作りを進め、昨年11月、「うるおい・活気・安全なまち」を基本目標としたまちづくり計画を策定。これに沿って、整備計画が決められていく。