◆◇すごい生き方~生きづらさを越えて~
雨宮処凛さん講演会 江北高定時制

経験をていねいに話す雨宮さん
「もっとも生きづらかったのは高校生の時。ただもう、息をしているだけで、この世に存在しているだけで苦しくて苦しくて仕方なかった。理由は中学時代のいじめに遡る……今、私のもとには当時の私のような少年、少女からの声が寄せられる……10代、20代の若者を取巻く様々な状況についてお話できれば」と話す小説家・雨宮処凛(あまみやかりん)さんの講演会が、江北高校定時制PTA(村岡薫校長、中山香代子会長)主催で、2月9日同校で開かれた。中山会長、元木史昭教諭は雨宮さんの大学などでの講演会を聞いて、講演を依頼した。
講演会ではいじめ体験、引きこもり、リストカット、家出、自殺未遂、右翼活動時代、北朝鮮やイラク訪問、プレカリアートの問題などが話され、およそ100人の参加者は熱心に聴き入った。講演後は参加者から様々な質問が出され、活発な会となった。
機械化、IT化が進み、労働者が少なくてすんでしまったり、労働賃金が高ければ資本は世界の国々に労働力を求めたりすることから、労働者が使い棄てられる傾向が強まってくる。雨宮さんはプレカリアート(生活も職も心も不安定さに晒されている人々)の問題にも積極的に取組み、「『働かざる者食うべからず』は、今は意味がない。生きること、働くことのハードルが高い時代」という。著書、雑誌、新聞、ネットなどで精力的に発言し、「すごい生き方ブログ」では、いま「生きづらい」「死にたい」と思っている人の悩み相談を受付けている。
また、当日は著書「すごい生き方~生きづらさを越えて~」(サンクチュアリ出版)の紹介とサイン会も開かれた。雨宮処凛公式サイト、すごい生き方ブログ
雨宮処凛さん講演会 江北高定時制

経験をていねいに話す雨宮さん
「もっとも生きづらかったのは高校生の時。ただもう、息をしているだけで、この世に存在しているだけで苦しくて苦しくて仕方なかった。理由は中学時代のいじめに遡る……今、私のもとには当時の私のような少年、少女からの声が寄せられる……10代、20代の若者を取巻く様々な状況についてお話できれば」と話す小説家・雨宮処凛(あまみやかりん)さんの講演会が、江北高校定時制PTA(村岡薫校長、中山香代子会長)主催で、2月9日同校で開かれた。中山会長、元木史昭教諭は雨宮さんの大学などでの講演会を聞いて、講演を依頼した。
講演会ではいじめ体験、引きこもり、リストカット、家出、自殺未遂、右翼活動時代、北朝鮮やイラク訪問、プレカリアートの問題などが話され、およそ100人の参加者は熱心に聴き入った。講演後は参加者から様々な質問が出され、活発な会となった。
機械化、IT化が進み、労働者が少なくてすんでしまったり、労働賃金が高ければ資本は世界の国々に労働力を求めたりすることから、労働者が使い棄てられる傾向が強まってくる。雨宮さんはプレカリアート(生活も職も心も不安定さに晒されている人々)の問題にも積極的に取組み、「『働かざる者食うべからず』は、今は意味がない。生きること、働くことのハードルが高い時代」という。著書、雑誌、新聞、ネットなどで精力的に発言し、「すごい生き方ブログ」では、いま「生きづらい」「死にたい」と思っている人の悩み相談を受付けている。
また、当日は著書「すごい生き方~生きづらさを越えて~」(サンクチュアリ出版)の紹介とサイン会も開かれた。雨宮処凛公式サイト、すごい生き方ブログ