◆◇「LAST SAMURAI」
キックボクサー 武田幸三
2月17日、若者の就労サポート施設「あだち若者サポートステーション」で、現役キックボクサーであり、格闘家の武田幸三さんが講演会を開いた。「小さい頃から負けん気だけは人一倍あった。泣かされても歯向かっていった」。高校、大学はラグビーに打ち込んだが、初めてK-1グランプリを観た瞬間「これで食っていこう」と決心した。
武田さんが一目置いているファイターのひとりにタイのブアカーオ選手がいる。「自信がある人は普段お笑顔で質問に答える おらか。強い人は自分の弱さを把握している。ブアカーオ選手は、リングに上がると別人のよう。心も身体も人間離れした強さを持つ」と話す。「格闘技に命を懸けてみよう、いつリングで死んでもいい」という気持ちで練習に励み、2001年にはムエタイ(タイ式キックボクシング)の本場タイで、念願のウェルター級王座に輝いた。
試合の前に、必ず遺書を書くという武田さん。
「自分に負けたくない。毎日が自分との闘い」と人生に緊張感を持つ。
センターの職員から「チャンスに恵まれない人をどう思うか」との質問に「自分が環境を変えたり、チャンスを引き寄せられる人間になるよう努力すべき。他人や周囲のせいにするのは格好悪い。常にどうなりたいか、明確なビジョンを持ち全責任を追う覚悟を決め、自分を追い込めば、もう逃げられませんから」と明るく笑った。

ローキック体験
キックボクサー 武田幸三

武田さんが一目置いているファイターのひとりにタイのブアカーオ選手がいる。「自信がある人は普段お笑顔で質問に答える おらか。強い人は自分の弱さを把握している。ブアカーオ選手は、リングに上がると別人のよう。心も身体も人間離れした強さを持つ」と話す。「格闘技に命を懸けてみよう、いつリングで死んでもいい」という気持ちで練習に励み、2001年にはムエタイ(タイ式キックボクシング)の本場タイで、念願のウェルター級王座に輝いた。
試合の前に、必ず遺書を書くという武田さん。
「自分に負けたくない。毎日が自分との闘い」と人生に緊張感を持つ。
センターの職員から「チャンスに恵まれない人をどう思うか」との質問に「自分が環境を変えたり、チャンスを引き寄せられる人間になるよう努力すべき。他人や周囲のせいにするのは格好悪い。常にどうなりたいか、明確なビジョンを持ち全責任を追う覚悟を決め、自分を追い込めば、もう逃げられませんから」と明るく笑った。

ローキック体験