足立朝日

千寿桜小15周年

掲載:2007年3月20日号
◆◇千寿桜小15周年
手作り御輿や学習講座満載

 千寿桜小学校(千住桜木一丁目・角田勝彦校長)で2月24日、創立15周年を記念したイベントが開かれた。様々な記念行事を行ってきた1年の集大成に、多くの保護者や地域の人々が集まった。
 1部は体育館での全校集会による祝う会。「お江戸日本橋~さくらさくら~村祭り」を5・6年がリコーダーや和太鼓で演奏、1・2年が歌ぞうり作りに挑戦!            い3・4年が流し踊りを披露した。子どもたち手作りの御輿も登場。木製の力作で、土曜日に開いている千寿桜塾ものづくり教室に参加した児童が、家具職人の宮城儀明さん(千住緑町在住)の指導で作り上げた。6年男子全員が元気よく担ぎ、「せいやせいや!」のかけ声で全校児童が一体となった。
 2部は希望する講座に分かれて、日本文化体験学習会が開かれた。蒔絵、銀細工、茶道、弓道、ぞうり作り、囲碁、落語など19講座で、講師は全て千住に在住か活動をしている人ばかり。子どもたちが地域の人に学ぶことによって文化を身近に感じ、千住の良さを知って欲しいとの思いからだ。
  75分もの長い講座だったが、夢中になった子どもたちからは「物足りない」の声も。終了後の教室では「何作った?」など、クラスメートと興奮気味に話す姿があった。


扇子を手に日舞