◆◇足立朝日で記者体験
第十三中学校(神明南一丁目、渡辺弘行校長)2年の生徒5人が、職業体験の一環として3月6日~8日、足立朝日記者に同行した。記者稼業にチャレンジしたのは、大塚未貴さん、原菖子さん、橘侑里さん、飯塚康希くん、草島亮くん。
第1日目の午前は、足立区議会で予算特別委員会を傍聴。教科書問題、南京事件に
鈴木区長を取材する、左から飯塚、 関する発言など、区議と区職員のやりとりを3
橘、原、大塚、草島各マメ記者 時間、ジッと聴けたマメ記者は立派。
午後は、梅島二丁目東町会の野本昭二会長を取材(3面「町会自治会」欄参照)。地元のために休みなく活動する姿に、マメ記者たちは驚きの表情。野本会長からは「実現しないと諦めずに、将来の夢に向けて希望を持って突き進めば、道は開ける」との貴重なアドバイスも。
第2日目の午前は、文化団体連合会の渡邊笑玉会長の取材(2面「人」欄参照)。足立つくし幼稚園で、渡邊会長の尺八と今井秀胤さんの三味線に合わせて元気良く歌う園児の姿に、マメ記者たちは笑顔。文団連会長としての思いも聴き取った。
午後は、鈴木恒年区長を取材。初めて会う実物の区長の姿に緊張気味だったマメ記者たちも、区長の笑顔に誘われて次第にリラックス。
「区長の醍醐味は何ですか」(飯塚君)、「足立区をどのような区にしたいですか」(原さん)など次々と質問が飛び出した。
区長はそれぞれ「メールや手紙で区民の声が届き、町に出てもやってきた仕事が評価されると、本当に良かったと心から思う」「つくばエクスプレスが開通。日暮里舎人ライナーも整備され、駅前再開発も順調。快適で便利な足立区のイメージアップを計り、文化力も高めていきたい」と回答。
続いて、環境部の江口由紀夫部長にペットボトル回収事業の話を聞いた。企業からの提案により、足立区との協働でスタートした全国初の自動回収機と、1本4ポイントが記録されるICカード。溜めたポイントは、区内提携店で使える仕組みなど、NHKで放映された番組のビデオにマメ記者たちは興味津々。
最終日の午前は、選挙管理委員会の定野司事務局長を取材。参院の3年に1度の半数改選と4年に1度の統一地方選があることで、12年に1度の選挙の当たり年の意味や、足立区に3カ月以上在住しないと選挙権がないなどの話に、マメ記者たちは目をパチクリしながら、選挙の大切さを学んだ。
続いて、危機管理室を訪問したところ、今井信晃主査が快く対応。足立区のホームページからの登録で、子どもの安全・防犯などの情報が受信できるAメールや、各地域で行われている避難所設営訓練の話など、マメ記者にとって初めての情報。第十三中の地下埋め込み型トイレなどの位置を知った。
最後は衛生部の吉岡京子・計画調整担当係長と川原井祐子・栄養士から「食育」に関する話を聞いた。朝食を抜く子どもが増加している中、マメ記者たちは「必ず食べる」優良生徒。「なぜ孤食が増えているのか」との大塚さんの問いに、大人側が改めなければならない大切な部分が見え隠れした。
3日間の記者体験で、ちょっぴり社会を垣間見たマメ記者たちは、「大人の世界を見て、世界が変わった」(橘さん)、「集中力が必要だった。普段会えない人たちと会えて楽しかった」(草島君)などそれぞれの思いを抱えて、満足気な笑顔を浮かべた。

第1日目の午前は、足立区議会で予算特別委員会を傍聴。教科書問題、南京事件に
鈴木区長を取材する、左から飯塚、 関する発言など、区議と区職員のやりとりを3
橘、原、大塚、草島各マメ記者 時間、ジッと聴けたマメ記者は立派。
午後は、梅島二丁目東町会の野本昭二会長を取材(3面「町会自治会」欄参照)。地元のために休みなく活動する姿に、マメ記者たちは驚きの表情。野本会長からは「実現しないと諦めずに、将来の夢に向けて希望を持って突き進めば、道は開ける」との貴重なアドバイスも。
第2日目の午前は、文化団体連合会の渡邊笑玉会長の取材(2面「人」欄参照)。足立つくし幼稚園で、渡邊会長の尺八と今井秀胤さんの三味線に合わせて元気良く歌う園児の姿に、マメ記者たちは笑顔。文団連会長としての思いも聴き取った。
午後は、鈴木恒年区長を取材。初めて会う実物の区長の姿に緊張気味だったマメ記者たちも、区長の笑顔に誘われて次第にリラックス。
「区長の醍醐味は何ですか」(飯塚君)、「足立区をどのような区にしたいですか」(原さん)など次々と質問が飛び出した。
区長はそれぞれ「メールや手紙で区民の声が届き、町に出てもやってきた仕事が評価されると、本当に良かったと心から思う」「つくばエクスプレスが開通。日暮里舎人ライナーも整備され、駅前再開発も順調。快適で便利な足立区のイメージアップを計り、文化力も高めていきたい」と回答。
続いて、環境部の江口由紀夫部長にペットボトル回収事業の話を聞いた。企業からの提案により、足立区との協働でスタートした全国初の自動回収機と、1本4ポイントが記録されるICカード。溜めたポイントは、区内提携店で使える仕組みなど、NHKで放映された番組のビデオにマメ記者たちは興味津々。
最終日の午前は、選挙管理委員会の定野司事務局長を取材。参院の3年に1度の半数改選と4年に1度の統一地方選があることで、12年に1度の選挙の当たり年の意味や、足立区に3カ月以上在住しないと選挙権がないなどの話に、マメ記者たちは目をパチクリしながら、選挙の大切さを学んだ。
続いて、危機管理室を訪問したところ、今井信晃主査が快く対応。足立区のホームページからの登録で、子どもの安全・防犯などの情報が受信できるAメールや、各地域で行われている避難所設営訓練の話など、マメ記者にとって初めての情報。第十三中の地下埋め込み型トイレなどの位置を知った。
最後は衛生部の吉岡京子・計画調整担当係長と川原井祐子・栄養士から「食育」に関する話を聞いた。朝食を抜く子どもが増加している中、マメ記者たちは「必ず食べる」優良生徒。「なぜ孤食が増えているのか」との大塚さんの問いに、大人側が改めなければならない大切な部分が見え隠れした。
3日間の記者体験で、ちょっぴり社会を垣間見たマメ記者たちは、「大人の世界を見て、世界が変わった」(橘さん)、「集中力が必要だった。普段会えない人たちと会えて楽しかった」(草島君)などそれぞれの思いを抱えて、満足気な笑顔を浮かべた。