◆◇災害時の医療救護を迅速に
足立区と区医師会災害協定新たに
足立区では災害時の医療救護活動について、足立区医師会と災害協定を結んでいる。その内容が見直され、1月に協定改正が行われた。
従来は医療用の機材や医薬品は、区の災害備蓄倉庫で管理。医療救護所への運搬、医師・看護士らの移送も区が手配する体制だった。新協定では、保管・管理は医師会会員の医療機関で行い、同会の組織する15の
災害用の医療器具や医薬品。赤が医師、緑
が看護士、黄色が事務用と色分けされている
医療救護班が持参し、独自に医療救護所を開設する。これによって救護所開設の時間が短縮される。
また、医師会の提案により、これまで区が定期的に行っていた機材の滅菌処理や薬品の入れ替えを保管の医療機関が行うため、維持管理費が不要となる。区は一定期間の過ぎたものは処分してきたが、コンスタンスに通常の医療活動で使い、新品と入れ替えていくことで無駄もなくなる。
これら医療器材や医薬品の寄託式が3月28日、区役所特別応接室で行われ、鈴木恒年区長から布川博永・区医師会会長に寄託書が手渡された。寄託物も展示され、そのコンパクトさに「旅行バッグみたいだね」と区長も感心しきりだった。
足立区と区医師会災害協定新たに

従来は医療用の機材や医薬品は、区の災害備蓄倉庫で管理。医療救護所への運搬、医師・看護士らの移送も区が手配する体制だった。新協定では、保管・管理は医師会会員の医療機関で行い、同会の組織する15の
災害用の医療器具や医薬品。赤が医師、緑
が看護士、黄色が事務用と色分けされている
医療救護班が持参し、独自に医療救護所を開設する。これによって救護所開設の時間が短縮される。
また、医師会の提案により、これまで区が定期的に行っていた機材の滅菌処理や薬品の入れ替えを保管の医療機関が行うため、維持管理費が不要となる。区は一定期間の過ぎたものは処分してきたが、コンスタンスに通常の医療活動で使い、新品と入れ替えていくことで無駄もなくなる。
これら医療器材や医薬品の寄託式が3月28日、区役所特別応接室で行われ、鈴木恒年区長から布川博永・区医師会会長に寄託書が手渡された。寄託物も展示され、そのコンパクトさに「旅行バッグみたいだね」と区長も感心しきりだった。