足立朝日

タコ星人ロケットが着陸!? 新西新井公園 コンテストでデザイン決定 足立学園勤務の杉山さんが最優秀賞

掲載:2019年3月5日号
 子どもたちに人気のタコさんすべり台。発祥の地とされる足立区内には11体のタコと1体のイカのすべり台がある。
 その第1号と言われる新西新井公園(西新井5‐17‐1)のすべり台の塗り替えにあたり、デザインを公募する「タコさんすべり台 デザインコンテスト」(応募期間=昨年10月1日~11月15日)を実施。受賞作が決定し、2月17日(日)に区役所で表彰式が行われた。
 「子どもが愛着を持って楽しく遊べ、公園のシンボルとなるようなデザイン」のテーマで199点の応募があり、杉山彩さん(足立学園勤務)の「飛べ!タコ星人ロケット!」が最優秀賞に選ばれた。子どもの想像力をかきたて、愛称名をつけやすいかわいいデザインであることが選定の決め手となった。
 杉山さんは3歳の息子の保育園情報を区のホームページで探していた時に、たまたま募集を見つけて一気に描き上げたという。「立体物を取り付けなくても、絵で描かれたボタンやメーターは子どもたちの想像力で色々な遊び方ができるのではないかというところから、ロケットのデザインにまとまりました。窓から覗くタコ星人がお気に入りです」。また、少しでも英語が身につけばと、簡単な英単語もデザインに組み込んだそうだ。
 この「飛べ!タコ星人ロケット!」は、3月2日(土)の小学生たちによる塗装体験を経て、3月下旬に新しいタコさんすべり台としてお目見えする。
 その他の受賞者は次の通り(敬称略)。
▼優秀賞=安河内りな「足立の町を見守り台!」
▼特別賞=梶圭甫(8歳)「足のいっぱいあるタコ」、木本紬(10歳)「タコ宙ステーション(タコISS)」、齋藤輝(5歳)「虹色タコさん」、飯島樹(4歳)「にこタコなきタコ」
▼区長賞=洋光「タコ母子」、島田寿紀(7歳)「花列車」、飯島美月(6歳)「おんなとおとこのたのしめる」

写真上/最優秀賞の杉山さん=区役所で
中/採用が決定したデザイン「飛べ!タコ星人ロケット!」
下/コンテスト受賞者の皆さん=同