足立朝日

◆◇健康に高齢期を 介護予防交流会

掲載:2007年4月20日号
 初の介護予防交流会が3月23日、区庁舎ホールで開かれた。地域の介護予防活動に高齢者が参加し、主体的に取り組める地域社会を目指すもの。介護予防事業に参加した個人や団体などが、体験などを発表した。
  弘道、保塚で「はつらつ筋力教室」に参加した高齢座ったままの腿上げで筋力アップ  者たちは、「1人でやるよりガヤガヤやる方が楽しい」「参加前は杖をついていたが、今は歩けるようになった」「体重が5㎏減った」など、楽しくできる介護予防運動の成果を生き生きと語った。椅子に座ったままかかとを上げ下げするだけで筋力アップできる体操を、客席と一緒に行った。
  おいしく安全に食べるために口腔機能向上の「健口教室」、マシントレーニングの様子なども紹介。中央本町住区センター健康づくり推進員が、誰でも簡単にできる転倒予防体操を披露した。
  都老人総合研究所の新多正典氏が講演。「長生きのためには生活習慣病予防が必要。健康に高齢期を過ごすには、運動機能低下などの老年症候群を予防することが大切」と説いた。