足立朝日

青年海外協力隊 アフリカの無医村へ旅立つ

掲載:2007年4月20日号
◆◇青年海外協力隊 アフリカの無医村へ旅立つ
看護師・源口晶さん(辰沼一丁目)

 青年海外協力隊平成18年度3次隊派遣で、看護師の源口晶さん(辰沼一丁目・38歳)が3月27日、アフリカのベナン国に出発。それに先立ち、19日に鈴木恒年区長を表敬訪問した。
 源口さんが派遣されるのは無医村。貧困で病院にかかることもできない人たちの、病気予防の活動を行う。以前から海外協力に興味があったという源口さんは、「まずは現地の方に溶け込まないと。自分が何者で何をしに来たのか、分かってもらう時間が必要」と気負わない明るい笑顔で、抱負を語った。
区長から激励を受ける源口さん(右)
  一番の不安は語学だとか。70日間の特訓で公用語のフランス語の日常会話は身につけたが、村での言葉は現地で覚えるしかない。ラジオ体操をフランス語にアレンジし、けん玉とともに持っていくそうだ。
区長からは「自分の健康も気をつけて」とエールが送られた。