足立朝日

東京女子医大病院が起工式 2年後の完成へ向けて本格始動

掲載:2019年4月5日号
 学校法人東京女子医科大学(吉岡俊正理事長)の東医療センター(仮称)建設予定地(江北4-22、23)で、3月10日(日)、起工式が行われた。病院・工事関係者や、地元の町会・自治会、区議会議員など約100人が出席し、2年後の完成に向け工事の無事を祈願した。
 江北氷川神社の八木健一郎宮司のもと神事が進められ、鍬入れの儀では学校法人東京女子医科大学・吉岡理事長、岩本絹子副理事長、東医療センター・内潟安子病院長が、それぞれ「エイ、エイ、エイ」の掛け声で鍬入れを行った。
 その後行われた起工祝賀会で、吉岡理事長は病院の歴史に触れ「様々な医療のニーズに応え、この地域に光を与える病院になって欲しい」と語った。来賓を代表して、近藤区長は起工に至ったことについて「感無量のひと言。病院ができる江北地域のキーワードを『健康』として、区立公園を改修しスポーツや運動が出来るようになりました」と挨拶。
 病院の完成は2年後の2021年。約2万7645㎡に、地上10階地下1階建ての病院棟ができる。一般病床は359床で、集中治療室や新生児集中治療室などのユニット系病床は91床。屋上ヘリポートもあり、災害拠点病院としての機能も有している。

写真上/鍬入れを行う左から吉岡理事長、岩本副理事長、内潟病院長
下/完成予想図。南西側から見た外観イメージ