TEL 03-3881-1483
FAX 03-3879-5342
足立区の最東端「中川」は交通公園の「大谷田南公園」や中川水再生センター周辺および屋上にある「中川公園」など緑がいっぱい。今回は「中川」を歩こう。
Ａ「大谷田南公園」で楽しく交通ルールを学ぼう
交通事故のニュースが多い今こそ、親子で遊びながら交通ルールを学べる交通公園へ遊びに行こう！
大谷田南公園（中川４-42-１、TEL３６０５・５０６９）は、昭和43年（１９６８）に開設された公園で、園内をミニ列車（小学未満の幼児無料、小学生30円、中学生以上70円）が走っているほか、足踏みゴーカートや補助付自転車といった乗り物を無料で借りることができる。
子どもたちは、楽しみながら信号機や踏切などで一時停止をして左右の確認をするなど交通ルールを学べる人気の公園だ。
また、多目的広場には区内に２カ所しかない、ちびっ子に大人気のトンネル型遊具「ピングポング」もある。
その他、７月中旬～８月末頃にかけては、オムツを使わなくなった就学前の子が、遊びながら水に親しめる無料の施設「じゃぶじゃぶ池」も利用可能で、１日中疲れるまで遊びつくせる。
ただし、開園時間・休園日があるので注意。時間は以下の通り。
【開園時間】午前９時～午後５時半（５月～８月）※９月～10月と２月～４月は午後５時まで。11月～１月は、午後４時まで。12月28日～１月４日は休園
Ｂ広大な土地の下水処理場と公園
中川公園は、東京都下水道局中川水再生センターの周辺と処理施設の屋上に造られた都立公園で、環七通りに面したＡ地区と中川沿いにあるＢ地区とで構成されている。
中川水再生センターの処理区域は、足立区の大部分と葛飾区の一部で、面積は４４４２ヘクタール。処理した水は中川に放流されている。また、その一部をろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使われている。事前に予約（TEL３２４１・０９４４、平日午前９時～午後５時）すれば、一般見学も可能だ。
そんな同センターの普段立ち入り禁止の場所には、樹齢３２０年というスダジイが存在している。この地は江戸時代には農耕地で、水田の中に地域の守り神として稲荷社があり、御神木として大切に守られてきた。戦争が始まって日立製作所の軍需工場になったが、昭和49年に工場が移転。更地となった場所にポツンとスダジイだけが生き残った。下水処理場建設が決まった時には、だいぶ弱っていたが、土壌改良や重機侵入防止柵の設置などのおかげですくすくと成長し、一番大きいもので高さ12ｍ、目の高さに相当する部分の木の幹の太さが３ｍ62㎝の大樹になった。
４月14日（日）には、毎年開催している同セン
ターの八重桜を見る会に合わせ、中川公園のサービスセンター（TEL３６２９・８１６４）が「スダジイの巨木に会いに行こう」という企画を同時開催。１００人を超える参加者がスダジイからパワーを受け取った。
Ｃボリューム満点のインドカレー「Binti」
環七通り沿いにあるインド・アジアンレストラン＆バー「Binti（ビンティ）亀有店」（中川４-33-５、TEL３６２９・７５０４）は、馬込や西蒲田にもある人気カレー店だ。
店長のガイレさんは、ネパール出身で日本に来て約10年。日本人向けにアレンジした種類豊富なカレーとお得なセットメニューが自慢と話す。
カレーのベースは、トマト、ココナッツ、ドライカレー、ほうれん草、たまねぎ、スープカレー。中でも、バターチキン（９９０円）は、甘くて老若男女問わず人気の一品だ。ランチ限定でナン、ライスがお替り自由というのもうれしいサービス。ディナーは全品テイクアウトＯＫで、通常より１００円オフとなっている。
どの料理もボリューム満点で食べごたえ抜群。これから暑くなり夏バテ気味になっても、さまざまなスパイスで食欲増進効果もあるといわれるカレーを食べに来てみては？
※表示価格は全て税込み。
★「足立朝日を持参」で年末までランチは50円引き、ディナーはチキンティカ２ピースサービス
【営業時間】午前11時～午後３時、午後５時～11時（土日祝は通し営業）、年中無休
Ｄ野菜料理が自慢「ひつじ食堂」
葛西用水親水水路沿いの東和病院そばにある「ｃａｆｅひつじ食堂」（中川４-９-19、TEL６８０２・６２５７）。ひつじ年生まれの松井美知枝店主が、２年前にオープンしたお店だ。
あだちベジタベライフ協力店にもなっていて、埼玉県の農家から毎朝採れたての新鮮な野菜が届き、その野菜を見てメニューを決める。
野菜たっぷりのランチ（１０００円）は、１日に摂らなければならない野菜量の３分の２を得られるとあって、健康志向の強い人たちが多く集まる。「このあたりは一人暮らしも多く、家で野菜といってもサラダがほとんど。熱を加えた蒸し料理などは、食べられる量も増えるので、健康のお手伝いができれば」と松井さんは話す。
夜はお酒もあるが、やはり野菜を使ったつまみ料理が多い。その他のメニューでは、ほうじ茶のチーズケーキ（４００円）や煎茶チーズケーキ（同）などお茶を使った手作りケーキも人気だ。
当日のメニューなどは、インスタグラムやフェイスブックで告知されるので、チェックしてから出かけよう。店内13席。駐車場なし。※表示価格は全て税込み。
【営業時間】午前11時45分～午後３時、午後５時～10時（月曜はランチなし）、日火曜定休
写真Ａ-1／園内を走るミニ新幹線
Ａ-2／区内に２カ所しかない遊具「ピングポング」
Ｂ-1／広大な敷地の下水処理場と公園
Ｂ-2／樹齢約３２０年と言われるスダジイ
Ｃ-1／人気のバターチキンカレー
Ｃ-2／環七通り沿いに建つ２階建ての店舗
Ｄ-1／野菜たっぷりのメニュー
Ｄ-2／ひつじのマークが目印の店舗
Ａ「大谷田南公園」で楽しく交通ルールを学ぼう
交通事故のニュースが多い今こそ、親子で遊びながら交通ルールを学べる交通公園へ遊びに行こう！
大谷田南公園（中川４-42-１、TEL３６０５・５０６９）は、昭和43年（１９６８）に開設された公園で、園内をミニ列車（小学未満の幼児無料、小学生30円、中学生以上70円）が走っているほか、足踏みゴーカートや補助付自転車といった乗り物を無料で借りることができる。子どもたちは、楽しみながら信号機や踏切などで一時停止をして左右の確認をするなど交通ルールを学べる人気の公園だ。
また、多目的広場には区内に２カ所しかない、ちびっ子に大人気のトンネル型遊具「ピングポング」もある。その他、７月中旬～８月末頃にかけては、オムツを使わなくなった就学前の子が、遊びながら水に親しめる無料の施設「じゃぶじゃぶ池」も利用可能で、１日中疲れるまで遊びつくせる。
ただし、開園時間・休園日があるので注意。時間は以下の通り。
【開園時間】午前９時～午後５時半（５月～８月）※９月～10月と２月～４月は午後５時まで。11月～１月は、午後４時まで。12月28日～１月４日は休園
Ｂ広大な土地の下水処理場と公園
中川公園は、東京都下水道局中川水再生センターの周辺と処理施設の屋上に造られた都立公園で、環七通りに面したＡ地区と中川沿いにあるＢ地区とで構成されている。
中川水再生センターの処理区域は、足立区の大部分と葛飾区の一部で、面積は４４４２ヘクタール。処理した水は中川に放流されている。また、その一部をろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使われている。事前に予約（TEL３２４１・０９４４、平日午前９時～午後５時）すれば、一般見学も可能だ。そんな同センターの普段立ち入り禁止の場所には、樹齢３２０年というスダジイが存在している。この地は江戸時代には農耕地で、水田の中に地域の守り神として稲荷社があり、御神木として大切に守られてきた。戦争が始まって日立製作所の軍需工場になったが、昭和49年に工場が移転。更地となった場所にポツンとスダジイだけが生き残った。下水処理場建設が決まった時には、だいぶ弱っていたが、土壌改良や重機侵入防止柵の設置などのおかげですくすくと成長し、一番大きいもので高さ12ｍ、目の高さに相当する部分の木の幹の太さが３ｍ62㎝の大樹になった。
４月14日（日）には、毎年開催している同センターの八重桜を見る会に合わせ、中川公園のサービスセンター（TEL３６２９・８１６４）が「スダジイの巨木に会いに行こう」という企画を同時開催。１００人を超える参加者がスダジイからパワーを受け取った。
Ｃボリューム満点のインドカレー「Binti」
環七通り沿いにあるインド・アジアンレストラン＆バー「Binti（ビンティ）亀有店」（中川４-33-５、TEL３６２９・７５０４）は、馬込や西蒲田にもある人気カレー店だ。
店長のガイレさんは、ネパール出身で日本に来て約10年。日本人向けにアレンジした種類豊富なカレーとお得なセットメニューが自慢と話す。
カレーのベースは、トマト、ココナッツ、ドライカレー、ほうれん草、たまねぎ、スープカレー。中でも、バターチキン（９９０円）は、甘くて老若男女問わず人気の一品だ。ランチ限定でナン、ライスがお替り自由というのもうれしいサービス。ディナーは全品テイクアウトＯＫで、通常より１００円オフとなっている。どの料理もボリューム満点で食べごたえ抜群。これから暑くなり夏バテ気味になっても、さまざまなスパイスで食欲増進効果もあるといわれるカレーを食べに来てみては？
※表示価格は全て税込み。
★「足立朝日を持参」で年末までランチは50円引き、ディナーはチキンティカ２ピースサービス
【営業時間】午前11時～午後３時、午後５時～11時（土日祝は通し営業）、年中無休
Ｄ野菜料理が自慢「ひつじ食堂」
葛西用水親水水路沿いの東和病院そばにある「ｃａｆｅひつじ食堂」（中川４-９-19、TEL６８０２・６２５７）。ひつじ年生まれの松井美知枝店主が、２年前にオープンしたお店だ。
あだちベジタベライフ協力店にもなっていて、埼玉県の農家から毎朝採れたての新鮮な野菜が届き、その野菜を見てメニューを決める。野菜たっぷりのランチ（１０００円）は、１日に摂らなければならない野菜量の３分の２を得られるとあって、健康志向の強い人たちが多く集まる。「このあたりは一人暮らしも多く、家で野菜といってもサラダがほとんど。熱を加えた蒸し料理などは、食べられる量も増えるので、健康のお手伝いができれば」と松井さんは話す。
夜はお酒もあるが、やはり野菜を使ったつまみ料理が多い。その他のメニューでは、ほうじ茶のチーズケーキ（４００円）や煎茶チーズケーキ（同）などお茶を使った手作りケーキも人気だ。当日のメニューなどは、インスタグラムやフェイスブックで告知されるので、チェックしてから出かけよう。店内13席。駐車場なし。※表示価格は全て税込み。
【営業時間】午前11時45分～午後３時、午後５時～10時（月曜はランチなし）、日火曜定休
写真Ａ-1／園内を走るミニ新幹線
Ａ-2／区内に２カ所しかない遊具「ピングポング」
Ｂ-1／広大な敷地の下水処理場と公園
Ｂ-2／樹齢約３２０年と言われるスダジイ
Ｃ-1／人気のバターチキンカレー
Ｃ-2／環七通り沿いに建つ２階建ての店舗
Ｄ-1／野菜たっぷりのメニュー
Ｄ-2／ひつじのマークが目印の店舗
