東京足立少年少女合唱団が創立50周年を迎え、5月12日(日)、西新井文化ホールで記念となる第50回定期演奏会を開催した。
同合唱団は昭和44年(1969)5月1日に渕江小学校で「渕江少年少女合唱団」として誕生。平成元年(1989)に改名し、年1回の定期演奏会とクリスマス・チャリティー・コンサート、区内外のイベントや慰問、合唱教材録音など精力的に活動してきた。団員は小学1年~高校3年までで、43人の団員、準団員1人(小学2年)、休団員3人が所属(5月現在)。
当日は卒団生56人も出演し、団を創設した指導者、薬師神武夫氏の指揮で演奏した。冒頭で団の出身者、定野司教育長が、お祝いのメッセージを述べる一幕もあった。
第1部はジュニアクラスの小学3~4年生、第2部は卒団生が「美しく碧きドナウ」など在籍中の思い出の歌の数々を披露。第3部では団員たちがアカペラ(無伴奏)で美しいハーモニーを響かせた。第4部は団員と卒団生が、東京から田舎に遊びに行った少年の旅を7章で綴った「緑のキップ」を見事に歌い上げ、50年を総括する圧巻のステージとなった。
薬師神氏が団員たちに「指揮者として君たちが認めてくれたからやってこれた。人間として大きく育ててもらった」と感謝を伝えると、泣き出してしまう子も。鼻をすする音も混じる中、少年少女は心をひとつにしてアンコールに応えていた。
写真/団員と卒団生が響かせた澄んだ歌声
同合唱団は昭和44年(1969)5月1日に渕江小学校で「渕江少年少女合唱団」として誕生。平成元年(1989)に改名し、年1回の定期演奏会とクリスマス・チャリティー・コンサート、区内外のイベントや慰問、合唱教材録音など精力的に活動してきた。団員は小学1年~高校3年までで、43人の団員、準団員1人(小学2年)、休団員3人が所属(5月現在)。
当日は卒団生56人も出演し、団を創設した指導者、薬師神武夫氏の指揮で演奏した。冒頭で団の出身者、定野司教育長が、お祝いのメッセージを述べる一幕もあった。第1部はジュニアクラスの小学3~4年生、第2部は卒団生が「美しく碧きドナウ」など在籍中の思い出の歌の数々を披露。第3部では団員たちがアカペラ(無伴奏)で美しいハーモニーを響かせた。第4部は団員と卒団生が、東京から田舎に遊びに行った少年の旅を7章で綴った「緑のキップ」を見事に歌い上げ、50年を総括する圧巻のステージとなった。
薬師神氏が団員たちに「指揮者として君たちが認めてくれたからやってこれた。人間として大きく育ててもらった」と感謝を伝えると、泣き出してしまう子も。鼻をすする音も混じる中、少年少女は心をひとつにしてアンコールに応えていた。
写真/団員と卒団生が響かせた澄んだ歌声











