帝京科学大学7号館(千住桜木1‐11‐1)で7月13日(土)、小学4~6年生を対象にした「夢の体験教室」が開かれた。
子どもたちが将来をイメージするきっかけとなることを目的に、同大学と足立区教育委員会が企画で、参加費は無料。2年目となる今年は4年生まで枠を広げたこともあり、昨年よりも60~70人多い約240人が参加した。
コースは6種類で「アタマ」を使う内容と「カラダ」を使う内容をセットにしたもので、教員を目指す学生たちが指導。直接子どもたちと触れ合う貴重な機会になった。
試験管の中に「雪」が降る「再結晶の実験」は、中学2年生の授業内容を小学生向けにアレンジしたもの。70℃で溶ける塩化アンモニウム(みょうばん)の水溶液を10℃の氷水につけて冷やすことで、飽和状態になった塩化アンモニウムが結晶となって水の中に白く現れる状態を観察した。
透明な水の中に少しずつ積もってくる白い結晶に、子どもたちは「雪が降ってる!」と目が釘付け。学生たちからお手製のスノードームをもらうと、氷水につけて小さなガラス瓶の中の雪景色を楽しんでいた。
また、「ペットボトルを使って人命救助」の教室に参加した子どもたちは、実用的な救難方法を学んだ。
自分が溺れた場合には、ペットボトルをヘソの上に置くと一番体が浮くことや、救助する場合には少し水を入れたペットボトルに紐を結んで投げる方法を教えられ、互いに投げ合って練習した。
他にも柔道体験や英語の教室など、子どもたちは夢中で取り組んでいた。
写真上/現れた白い結晶に目を輝かせる子どもたち=帝京科学大学で
下/溺れている人にペットボトルを投げて救助=同
子どもたちが将来をイメージするきっかけとなることを目的に、同大学と足立区教育委員会が企画で、参加費は無料。2年目となる今年は4年生まで枠を広げたこともあり、昨年よりも60~70人多い約240人が参加した。

試験管の中に「雪」が降る「再結晶の実験」は、中学2年生の授業内容を小学生向けにアレンジしたもの。70℃で溶ける塩化アンモニウム(みょうばん)の水溶液を10℃の氷水につけて冷やすことで、飽和状態になった塩化アンモニウムが結晶となって水の中に白く現れる状態を観察した。
透明な水の中に少しずつ積もってくる白い結晶に、子どもたちは「雪が降ってる!」と目が釘付け。学生たちからお手製のスノードームをもらうと、氷水につけて小さなガラス瓶の中の雪景色を楽しんでいた。

自分が溺れた場合には、ペットボトルをヘソの上に置くと一番体が浮くことや、救助する場合には少し水を入れたペットボトルに紐を結んで投げる方法を教えられ、互いに投げ合って練習した。
他にも柔道体験や英語の教室など、子どもたちは夢中で取り組んでいた。
写真上/現れた白い結晶に目を輝かせる子どもたち=帝京科学大学で
下/溺れている人にペットボトルを投げて救助=同