足立朝日

しまや出版&足立フォーラム21&東京未来大 新コンセプトのカードゲームを開発

掲載:2020年1月5日号
 足立ブランド企業の㈱「しまや出版」(小早川真樹社長、宮城2丁目)が企画した誰でも気軽に遊べて、皆が笑顔になれる「ほめる」ことをテーマにしたカードゲーム「ほめじょーず」が、昨年「いい夫婦の日」の11月22日(金)発売され、ちょっとした話題になっている。
 このゲームの制作にはは、NPO法人足立フォーラム21と東京未来大学モチベーション行動科学部の学生が連携。特に、未来大学では、授業でテストプレイを重ね内容を充実させた。同大学の学祭での投票で「ほめじょーず」という名称が決まり、製品化された。
 遊び方は、2~5人程度で、4種類のカード、サイコロを使い、①サイコロの出た目で引くカードの枚数を決定②引いたカードに書かれた単語を使用して相手をほめる③ほめられた相手はお礼のカードを渡すというもの。1ゲームあたりのプレイ時間は5~20分程度。   利用の仕方は様々で、上司と部下とのコミュニケーション力の向上はもとより、友人・夫婦・家族の仲がさらに深まるなど効果が期待できる。  昨年の10月中旬、千住にある足立成和信用金庫本店で、小早川社長、足立フォーラム21の遠藤二己子氏、東京未来大学学生などが参加し、同行の新人16人を対象に「ほめじょーず」を活用した研修が行われた。
 研修生は「ほめられていい気分になった。また、自分からほめることが楽しかった」と話し、小早川社長は「『ほめて人を育てる世代』、特に『ほめ方がわからない方』に使ってほしい。『ほめじょーず』をきっかけに優しい社会になってほしいですね」と話した。同信金では、今後新人研修でこのゲームを使う方針。 
 価格2500円(税別)で同社の販売サイトから買える。今後、市販する予定。
【メモ】㈱しまや出版 TEL5959・4320、詳細はHPで同社名を検索

写真上/楽し気に「ほめじょーず」する研修生。立ち姿で見守るのは小早川社長
下/ほめじょーず