足立朝日

世界大会でメダル獲得―足立区テコンドー協会選手―

掲載:2007年6月5日号
◆◇世界大会でメダル獲得、個人・団体
―足立区テコンドー協会選手―

 足立区テコンドー協会所属の4選手が、4月25日~29日にスロベニアで開かれた第15回世界テコンドー選手権大会でメダルを獲得。5月29日、区役所で入賞報告会が行われた。
  男子個人トゥル(型) の部・金メダルの姜昇利(カン・スンリ)選手(23)、女子団体トゥルの部・銀メダルの椿順子選手(43)、赤木美千子
左から姜、赤木、椿、中村の各選手、厳師範
選手(28)、中村宣子選手 (28)。中村選手は女子個人マッソギ(組み手)45㎏の部でも銅メダルを獲得。いずれも世界チャンピオンの実績を持つ厳斗一(オム・トゥイル/綾瀬在住)氏の指導のもと、研鑽を積んできた。4月の全日本大会から日にちが少なく、準備不足の中での成果だったことなどオム氏が報告。鈴木恒年区長から、一人ひとりにスポーツ奨励金が手渡された。選手たちは「練習は厳しいこともあるが、楽しいから続けられる」と口を揃えた。
 姜選手は「夢が叶った。指導も始めたので、教え子と世界を目指したい」、椿選手は「団体戦はチームワーク。練習でたくさん繋がりを持てたのが誇り」、赤木選手は「心が強くないと勝てない。生きる上でも大切なことなので伝えていきたい」と話した。テコンドー歴2年半での驚異の快挙となった中村選手は「みんなに引っ張ってもらった。次は個人戦にも出たい」と抱負を語った。