足立朝日

Vol.20鍵盤男子 VALENTINE’S DAY CONCERT 2020

掲載:2020年2月5日号
ハートを射る圧巻の超絶技巧

 繊細かつダイナミックな音楽を奏でるピアニスト、大井健。あらゆるジャンルの音楽を自在に表現する作曲家、中村匡宏。
 そのふたりが新感覚ピアノデュオ「鍵盤男子」を2011年に結成。超絶技巧を駆使した高速連弾や、観客と一体となるコンサートが人気を呼び、女性層から圧倒的な支持を得ている。 
 2014年、アルバム「Bon Voyage」をリリースし、初の全国ツアーを実施。「ピアニズム」という新しいコンセプトを提唱し、内外の著名人から賞賛された。ストラヴィンスキーの「春の祭典」のパフォーマンスは、フランスを代表するピアニスト、フィリップ・ジュジアーノ氏が激賞。大井のソロ活動と中村の1年間の留学期間を経て、2015年12月に「TOKYO ピアニズム宣言」を発表し、再始動。同宣言は「あらゆる音楽はピアノで表現できる/我々は常識に囚われず すべてのジャンルの音楽に挑戦し証明する/そして 音楽史上のピアノの歴史を劇的、挑発的に改革し、常識と権威に囚われた人々を解放する」というもの。
 現在、ふたりは、テレビ、ラジオ、音楽誌、新聞等に多数出演し、大きな反響を呼んでいる。
 2017年、アルバム「The future of piano」でワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビュー。2019年は、国内最大の全野外型クラシック音楽祭「STAND UP!CLASSICFESTIVAL2019」、地方創生クラシック音楽フェスティバル「ARITA CLASPA!」など、各地の音楽フェスティバルに出演。話題の音楽ドラマ「海の上のピアニスト」の音楽監督を務め、同作への出演・演奏など活躍は多肢にわたる。9月からは新たなコンセプト「freedom」と題し、コンサートツアーを開始。
 そして遂に「鍵盤男子」が、かつしかシンフォニーヒルズに登場する! 新鋭ピアノデュオのバレンタイン・スペシャルコンサートを堪能できる大チャンスだ。
【日時】2月14日(金)午後6時30分【場所】かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール【料金】5500円【問合せ】TEL5670・2233