◆◇第49回総会 手をつなぐ親の会
知的障害者の親などでつくる、足立区手をつなぐ親の会(原木慶子会長)の第49回総会が6月5日、竹の塚障害福祉館で開かれた。会員のほか区長に当選したばかりの近藤やよい氏、区議、都議ら来賓が多数出席した。
念願の障害者24時間施設「希望の苑」が、同会を母体とする社会福祉法人「あだちの里」の運営で4月に開所したばかり。
「手をつなぐ母の歌」を全員で歌って心を一つにした後、原木会長は施設開所の喜びを語るとともに「最近は入会を誘うと、メリットを聞かれることがある。親の会の意味をもう一度考えなくては。ひとりの力は弱くても皆さんと一緒だからできることがある」と歯がゆい想いも明かした。
それを受けて、今年80歳になる平野和代・あだちの里理事長が「あだちの里は、手をつなぐ会の汗と涙の結晶。願いが叶わなくても諦めず、この道を進んでいきましょう」と、長い苦難の道を歩んできた先輩同志として、熱く励ました。来賓らからは、自立支援法など厳しい現状についての言及もあり、力強いエールが贈られた。

挨拶をする原木会長
知的障害者の親などでつくる、足立区手をつなぐ親の会(原木慶子会長)の第49回総会が6月5日、竹の塚障害福祉館で開かれた。会員のほか区長に当選したばかりの近藤やよい氏、区議、都議ら来賓が多数出席した。
念願の障害者24時間施設「希望の苑」が、同会を母体とする社会福祉法人「あだちの里」の運営で4月に開所したばかり。
「手をつなぐ母の歌」を全員で歌って心を一つにした後、原木会長は施設開所の喜びを語るとともに「最近は入会を誘うと、メリットを聞かれることがある。親の会の意味をもう一度考えなくては。ひとりの力は弱くても皆さんと一緒だからできることがある」と歯がゆい想いも明かした。
それを受けて、今年80歳になる平野和代・あだちの里理事長が「あだちの里は、手をつなぐ会の汗と涙の結晶。願いが叶わなくても諦めず、この道を進んでいきましょう」と、長い苦難の道を歩んできた先輩同志として、熱く励ました。来賓らからは、自立支援法など厳しい現状についての言及もあり、力強いエールが贈られた。

挨拶をする原木会長