3月13日(金)、区役所に足立区陸上競技会の大兼茂子会長と髙橋敏彦副会長が訪れ、昨年末に台風19号の影響で中止になった「第10回足立フレンドリーマラソン」で使う予定だった83万1175円を河川敷復旧のためにと近藤区長へ寄付金を手渡した。
同大会は2010年から毎年12月に開催され、約7000人が参加するビッグイベントだ。2011年からは同年3月に発生した東日本大震災の復興支援大会として、義援金として通常の参加費にプラス100円をした参加費をランナーからもらい、集まった約70万を被災地の福島県楢葉町、宮城県南三陸、岩手県陸前高田市に届けている。
台風19号で河川敷が使えなくなり、中止を決定した後、同競技会のホームページには「申込者の皆さんへ。全額は返金できませんが、皆さんに少しでも納得できるような形をしたいと思います」とお知らせを掲載。話し合いの末、ゼッケン、参加証などのほか、100
0円のクオカードを入れて参加者に送ることになった。が、一人の参加者から「台風で大会ができないのはわかっているので、そのクオカードはいらないから、その分を災害復興に役立てて欲しい」と連絡が入った。すると、他にも98人から同じような意見をもらった。
その結果、寄付なども含めた332万4700円を今回の河川敷復興支援のほか、台風被害がひどい千葉県鋸南町、同じく長野県長沼地区、そして宮城県南三陸に4等分して寄付や義援金として送ることにした。
大兼会長は「お世話になっている河川敷が早く元の姿に戻り、多くのランナーたちが元気に走れるようになるよう願っています。そして、今年の12月20日(日)に開催する足立フレンドリーマラソンで、皆さんと一緒に盛り上がれたら良いなと思います」と話す。
写真上/寄付金を受け取った近藤区長と感謝状を授与された大兼会長=区役所で
下/中止のマラソン大会申込者の善意が結集
台風被害の河川敷復旧に約83万円寄付
同大会は2010年から毎年12月に開催され、約7000人が参加するビッグイベントだ。2011年からは同年3月に発生した東日本大震災の復興支援大会として、義援金として通常の参加費にプラス100円をした参加費をランナーからもらい、集まった約70万を被災地の福島県楢葉町、宮城県南三陸、岩手県陸前高田市に届けている。台風19号で河川敷が使えなくなり、中止を決定した後、同競技会のホームページには「申込者の皆さんへ。全額は返金できませんが、皆さんに少しでも納得できるような形をしたいと思います」とお知らせを掲載。話し合いの末、ゼッケン、参加証などのほか、100
0円のクオカードを入れて参加者に送ることになった。が、一人の参加者から「台風で大会ができないのはわかっているので、そのクオカードはいらないから、その分を災害復興に役立てて欲しい」と連絡が入った。すると、他にも98人から同じような意見をもらった。
その結果、寄付なども含めた332万4700円を今回の河川敷復興支援のほか、台風被害がひどい千葉県鋸南町、同じく長野県長沼地区、そして宮城県南三陸に4等分して寄付や義援金として送ることにした。大兼会長は「お世話になっている河川敷が早く元の姿に戻り、多くのランナーたちが元気に走れるようになるよう願っています。そして、今年の12月20日(日)に開催する足立フレンドリーマラソンで、皆さんと一緒に盛り上がれたら良いなと思います」と話す。
写真上/寄付金を受け取った近藤区長と感謝状を授与された大兼会長=区役所で
下/中止のマラソン大会申込者の善意が結集
台風被害の河川敷復旧に約83万円寄付











