上へ下への「新型コロナ騒動」が続く。
日本の場合は、今のところ、異常な感染爆発が起こらず、世界から「日本の感染対策は間違いだらけなのに、なぜか感染が少ない」と不思議がられている。
中国や韓国の、ネットを使っての感染者洗い出しと強権的な封じ込めは有名になったが、日本では「握手やハグなしのおじぎ文化」「靴を脱いで部屋に入る習慣」「和食を多くとることによる免疫力の強さ」などが幸いしている、などの分析のほか「権利意識を振り回さず、権力者に従順に従う民族性」とかが言われる。また、ある新聞の編集氏などは「日本=恥の文化」という古めかしい洞察を持ち出す。自分の振る舞いが世間からどう評価されるかが、日本人の指針になっている、つまり「世間の目」が人々を律した、という分析だ。百家争鳴が続く。
「不要不急」「テレワーク」「ステイホーム」「テイクアウト」「ロックダウン」「東京アラート」「ソーシャルディスタンス」「新たなる日常」などなど、半年にして今年の新語・流行語大賞候補が目白押し。しかもあれだけ嫌われていたカタカナ語の氾濫に唖然としてしまう。
ある新聞の投稿短歌に「近づくこと近づかれること話すことを忌避する社会の何とおぞまし」とあったが、人間にとって一体何が大切なのかを考えさせる秀逸な短歌だ。それにしても「オンライン飲み会」って楽しいのかなあ。 (編集長)
日本の場合は、今のところ、異常な感染爆発が起こらず、世界から「日本の感染対策は間違いだらけなのに、なぜか感染が少ない」と不思議がられている。
中国や韓国の、ネットを使っての感染者洗い出しと強権的な封じ込めは有名になったが、日本では「握手やハグなしのおじぎ文化」「靴を脱いで部屋に入る習慣」「和食を多くとることによる免疫力の強さ」などが幸いしている、などの分析のほか「権利意識を振り回さず、権力者に従順に従う民族性」とかが言われる。また、ある新聞の編集氏などは「日本=恥の文化」という古めかしい洞察を持ち出す。自分の振る舞いが世間からどう評価されるかが、日本人の指針になっている、つまり「世間の目」が人々を律した、という分析だ。百家争鳴が続く。
「不要不急」「テレワーク」「ステイホーム」「テイクアウト」「ロックダウン」「東京アラート」「ソーシャルディスタンス」「新たなる日常」などなど、半年にして今年の新語・流行語大賞候補が目白押し。しかもあれだけ嫌われていたカタカナ語の氾濫に唖然としてしまう。
ある新聞の投稿短歌に「近づくこと近づかれること話すことを忌避する社会の何とおぞまし」とあったが、人間にとって一体何が大切なのかを考えさせる秀逸な短歌だ。それにしても「オンライン飲み会」って楽しいのかなあ。 (編集長)