7月19日(日)、足立区指定無形民俗文化財でもある花畑の獅子舞奉納が大鷲神社で行われた。通常は獅子舞保存会(藤田倉夫会長)と鷲宿町会が合同で盛大に開催するのだが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今回は保存会主体で縮小しての開催となった。
そもそも花畑の獅子舞は流行した疫病祓いの行事として始まったとされ、大正年間に病気がはやった時には獅子が集落内の家を一軒ずつ回り、獅子が舞うことで流行り病を抑えることを期待したと言われている。
当初は中止の話もあったが、こういう状況だからこそ開催しないと後で後悔すると縮小しての開催が決まった。
また、流行り病などがあった時は、3匹の獅子舞のうち、大獅子の角を違う角に変えて舞ったとも伝わっているため、今年は江戸中期制作とされる「天下一」と彫られた特別保管の角を取り付けて獅子が舞った。
藤田会長(79)は「今日の祈祷獅子舞によって早くコロナが終息すること願うとともに、今はウイルスに負けないように頑張りましょう」と話した。
写真/町内を練り歩く花畑の獅子舞

当初は中止の話もあったが、こういう状況だからこそ開催しないと後で後悔すると縮小しての開催が決まった。
また、流行り病などがあった時は、3匹の獅子舞のうち、大獅子の角を違う角に変えて舞ったとも伝わっているため、今年は江戸中期制作とされる「天下一」と彫られた特別保管の角を取り付けて獅子が舞った。
藤田会長(79)は「今日の祈祷獅子舞によって早くコロナが終息すること願うとともに、今はウイルスに負けないように頑張りましょう」と話した。
写真/町内を練り歩く花畑の獅子舞