「オカンが○○の名前を忘れたらしくて」で始まる漫才が秀逸だ。
意表を突く「物忘れ漫才」で、昨年末にM1王者という栄冠を勝ち取ったのはミルクボーイという34歳コンビ。
先日、新聞で2人のインタビューを読んだが、「オカンがね」と話しかけるボケの駒場が「僕、(オカンに)けっこうお金を借りたりしてた。やっと親孝行ができるようになったんで長生きしてもらいたい」と言うと、ツッコミの内海が「いつまでも元気で、色んなこと忘れてほしい」と紙面上でも笑わせていた。
この「もの忘れ漫才」は、昔はやった連想ゲームの一種だ。「オカンが言うには、それはとても柔らかい物」というボケの言葉に、ツッコミが「それだったら○○やないかい」と答えを出すと、ボケがそれと違う状態を言って答えを否定する。この繰り返しなのだが、最後のオカン納得! の「正解」が発せられる時の爽快さがたまらない。
新型コロナウィルスと言い、政界と言い、世の中激動だ。オカンが泣いて喜ぶような本当の「正解」を求めて、連想ゲームを続けたいと思う。(編集長)
意表を突く「物忘れ漫才」で、昨年末にM1王者という栄冠を勝ち取ったのはミルクボーイという34歳コンビ。
先日、新聞で2人のインタビューを読んだが、「オカンがね」と話しかけるボケの駒場が「僕、(オカンに)けっこうお金を借りたりしてた。やっと親孝行ができるようになったんで長生きしてもらいたい」と言うと、ツッコミの内海が「いつまでも元気で、色んなこと忘れてほしい」と紙面上でも笑わせていた。
この「もの忘れ漫才」は、昔はやった連想ゲームの一種だ。「オカンが言うには、それはとても柔らかい物」というボケの言葉に、ツッコミが「それだったら○○やないかい」と答えを出すと、ボケがそれと違う状態を言って答えを否定する。この繰り返しなのだが、最後のオカン納得! の「正解」が発せられる時の爽快さがたまらない。
新型コロナウィルスと言い、政界と言い、世の中激動だ。オカンが泣いて喜ぶような本当の「正解」を求めて、連想ゲームを続けたいと思う。(編集長)