民謡・津軽三味線に魅せられて
澄み切ったよく通る声と、凛とした立ち姿――。民謡歌手・小山みつなさんがひとたび歌いだすと、脳裏に日本全国の郷土色豊かな風景が浮かぶ。切なく明るく力強い節回しは、人々に共感と活力を与え、時には母の愛を彷彿とさせる。
小山さんと民謡の出会いは、福島県南相馬市出身の両親が歌う子守唄。神奈川県湯河原町生まれの小山さんは、誕生と共にその旋律に慣れ親しみ、5歳で初舞台を踏んだ。母の指導で12歳の時に、民放「キンカン素人民謡名人戦子供大会」で初優勝を飾り、1996年にプロへの登竜門である「NHK邦楽オーディション」に合格。現在は、NHKはじめ国内外の様々な舞台やイベント等で幅広く活躍中だ。数々のコンクールに入賞し、日本武道館における「日本郷土民謡協会民謡コンクール全国大会」でヤング部門優勝、ハイライト部門優勝並びに総合優勝、内閣総理大臣杯受賞という輝かしい実績を持つ。
2008年には、国際交流基金主催による「モスクワ~日本文化週間」においてロシアで公演。2010年6月には、上海万博で日本館メインステージにて、さらに同年12月には、台湾の一大イベント「2010台北国際花博覧会」でも公演を行った。
民謡のみならず、中1からスタートした津軽三味線でも頭角を現し、その道の名門「小山流」で小山貢氏に師事し、名取を取得。湯河原町観光大使としても活躍中だ。
小山さんの長男・真直さん(高2)と、次男の真宙さん(小1)もまた、津軽三味線の担い手で、母の舞台にも出演する。小山さんは現在、第1木曜日の午後6時から7時、かつしかFMに出演中で、活躍の場は広い。
小山さんは大学で栄養士免許を取り、卒業後はカルビー㈱の食品開発部門で活躍。会社員と民謡歌手、二足の草鞋を履く中で、会社が最大限の協力をして環境を整えてくれた。「会社には本当に感謝しています。栄養士免許があることで、ボート部で活躍する長男(後日紹介)の栄養管理もできるので、これまでやってきたことが全て活きています」とほほ笑む。
11月13日(金)、20日(金)、27日(金)午前5時20分~5時50分、NHK-FM「民謡をたずねて」で、小山さんの歌声を聴くことができる。
澄み切ったよく通る声と、凛とした立ち姿――。民謡歌手・小山みつなさんがひとたび歌いだすと、脳裏に日本全国の郷土色豊かな風景が浮かぶ。切なく明るく力強い節回しは、人々に共感と活力を与え、時には母の愛を彷彿とさせる。
小山さんと民謡の出会いは、福島県南相馬市出身の両親が歌う子守唄。神奈川県湯河原町生まれの小山さんは、誕生と共にその旋律に慣れ親しみ、5歳で初舞台を踏んだ。母の指導で12歳の時に、民放「キンカン素人民謡名人戦子供大会」で初優勝を飾り、1996年にプロへの登竜門である「NHK邦楽オーディション」に合格。現在は、NHKはじめ国内外の様々な舞台やイベント等で幅広く活躍中だ。数々のコンクールに入賞し、日本武道館における「日本郷土民謡協会民謡コンクール全国大会」でヤング部門優勝、ハイライト部門優勝並びに総合優勝、内閣総理大臣杯受賞という輝かしい実績を持つ。

民謡のみならず、中1からスタートした津軽三味線でも頭角を現し、その道の名門「小山流」で小山貢氏に師事し、名取を取得。湯河原町観光大使としても活躍中だ。
小山さんの長男・真直さん(高2)と、次男の真宙さん(小1)もまた、津軽三味線の担い手で、母の舞台にも出演する。小山さんは現在、第1木曜日の午後6時から7時、かつしかFMに出演中で、活躍の場は広い。
小山さんは大学で栄養士免許を取り、卒業後はカルビー㈱の食品開発部門で活躍。会社員と民謡歌手、二足の草鞋を履く中で、会社が最大限の協力をして環境を整えてくれた。「会社には本当に感謝しています。栄養士免許があることで、ボート部で活躍する長男(後日紹介)の栄養管理もできるので、これまでやってきたことが全て活きています」とほほ笑む。
11月13日(金)、20日(金)、27日(金)午前5時20分~5時50分、NHK-FM「民謡をたずねて」で、小山さんの歌声を聴くことができる。