◆◇新鮮な無農薬野菜を収穫
平野小の親子農園で地域も交流
平野小学校(鋪野久男校長)の農園が、子どもたちの教育だけでなく、親子や地域住民たちの交流にも一役買っている。
同校では4年前から農業体験活動を取り入れている。これまでの農地が道路開通工事で使用できなくなり、開かれた学校づくり協議会顧問の遠山甚蔵さんの尽力で、今年度から新たに学校に隣接する300坪の土地を借り受けた。
図工の新津榮教諭の指導で、学年ごとの畑のほか、5・6年生は1人1畑を担当して、野菜作りに挑戦している。子どもたちは熱心に世話を続けトウモロコシ、オクラ、水菜、ズッキーニ、メロン、スイカなど様々な作物を育ててきた。
収穫した野菜は、給食で食べたり持ち帰るなど、新鮮無農薬の美味しさを味わう。「わんぱくな子が、やさしく植物の面倒を見るなど、うれしい副産物もあった」と教諭。6月には全学年がクラスごとにジャガイモを収穫。ラストバッターの5年生はゲジゲジやナメクジに悲鳴を上げながらも、一輪車3台いっぱいのイモを掘り出した。
畑の「恩恵」を受けているのは子どもだけでない。親子農園もあり、親子3代でやっている家庭もある。また、隣接する地域の人にも貸し出され、交流が生まれている。
山野美容室の山野祥子さん(63歳)も、畑の魅力に取り付かれたひとり。「もう楽しくてしょうがない。畑を始めてから、朝5時に起きるようになった」という。3年の児童に育て方などを教わることもあるそうだ。

こんなに立派なジャガイモがとれたよ
平野小の親子農園で地域も交流
平野小学校(鋪野久男校長)の農園が、子どもたちの教育だけでなく、親子や地域住民たちの交流にも一役買っている。
同校では4年前から農業体験活動を取り入れている。これまでの農地が道路開通工事で使用できなくなり、開かれた学校づくり協議会顧問の遠山甚蔵さんの尽力で、今年度から新たに学校に隣接する300坪の土地を借り受けた。
図工の新津榮教諭の指導で、学年ごとの畑のほか、5・6年生は1人1畑を担当して、野菜作りに挑戦している。子どもたちは熱心に世話を続けトウモロコシ、オクラ、水菜、ズッキーニ、メロン、スイカなど様々な作物を育ててきた。
収穫した野菜は、給食で食べたり持ち帰るなど、新鮮無農薬の美味しさを味わう。「わんぱくな子が、やさしく植物の面倒を見るなど、うれしい副産物もあった」と教諭。6月には全学年がクラスごとにジャガイモを収穫。ラストバッターの5年生はゲジゲジやナメクジに悲鳴を上げながらも、一輪車3台いっぱいのイモを掘り出した。
畑の「恩恵」を受けているのは子どもだけでない。親子農園もあり、親子3代でやっている家庭もある。また、隣接する地域の人にも貸し出され、交流が生まれている。
山野美容室の山野祥子さん(63歳)も、畑の魅力に取り付かれたひとり。「もう楽しくてしょうがない。畑を始めてから、朝5時に起きるようになった」という。3年の児童に育て方などを教わることもあるそうだ。

こんなに立派なジャガイモがとれたよ