◆◇在日本朝鮮民主女性同盟・足立支部
結成60周年 外国人の権利守るため
解放向上のために団結し、組織に対する弾圧に負けない「在日本朝鮮民主女性同盟・足立支部」が結成60周年を迎え、7月1日、マリアージュ玉姫殿にて祝賀の集いが行なわれた。祝賀会には一世から三世の約300人が集まり、にぎやかで豪華な祝賀会となった。
色鮮やかなチマチョゴリに身を包む
歌手のチャン・キセンさんの素晴らしい歌声に刺激され、たくさんの人が手を取り合い、楽しく踊る場面も。
区朝鮮学校出身で現在、朝鮮大学校に勤務する金哲秀さんは「キムチ屋を営んでいた母が朝5時から豚足を茹で、白菜を切っていた姿を見てきた。母から受け継いだものを僕たちの年代が中心になり、子どもたちに伝えていくことが大事です」と話し、会場から拍手が起こった。
60年前、足立の片隅で朝鮮女性たちは祖国解放の喜びのなか、自国の言葉や文字、歴史などを学びつつ「文盲退却」(もんもうたいじ)を目標に歩んできた。
バザーをしながら運営に尽力。生活権を守るため、出入国の権利を守るために日比谷でデモ行進もしてきた。
事務局長の沈裕子さんは「結成60周年を迎える今日、在日1世から3世まで集まれたことが喜ばしい。解放向上のために団結し、組織に対する弾圧と戦ってきた。今日は頑張ってきた1世(80歳代)のための祝賀会です」と顔をほころばせた。
結成60周年 外国人の権利守るため

色鮮やかなチマチョゴリに身を包む
歌手のチャン・キセンさんの素晴らしい歌声に刺激され、たくさんの人が手を取り合い、楽しく踊る場面も。
区朝鮮学校出身で現在、朝鮮大学校に勤務する金哲秀さんは「キムチ屋を営んでいた母が朝5時から豚足を茹で、白菜を切っていた姿を見てきた。母から受け継いだものを僕たちの年代が中心になり、子どもたちに伝えていくことが大事です」と話し、会場から拍手が起こった。
60年前、足立の片隅で朝鮮女性たちは祖国解放の喜びのなか、自国の言葉や文字、歴史などを学びつつ「文盲退却」(もんもうたいじ)を目標に歩んできた。
バザーをしながら運営に尽力。生活権を守るため、出入国の権利を守るために日比谷でデモ行進もしてきた。
事務局長の沈裕子さんは「結成60周年を迎える今日、在日1世から3世まで集まれたことが喜ばしい。解放向上のために団結し、組織に対する弾圧と戦ってきた。今日は頑張ってきた1世(80歳代)のための祝賀会です」と顔をほころばせた。