足立朝日

区内初の試み 要支援者を搬送訓練 中川東小避難所

掲載:2007年8月5日号
◆◇区内初の試み 要支援者を搬送訓練
中川東小避難所

 中川東小学校で7月1日、同校を避難所とする町会・自治会の避難所運営・防災訓練が行われた(加藤眞吾・本部長)。
  大谷田上自治会、大谷田一丁目団地自治会、ボナハイツ中川自治会、都営大谷田自治会、中川ビューハイツ自治会、大谷田都住自治会の6町会・自治会。参加者たちは班ごとにアースイントイレの設 第十二中生が炊き出しのお手伝い 置、初期消火・応急手当訓練、煙ハウスなどを                       見学・体験した。
  同小、都立足立東高校と並んで同地区の避難所となっている第十二中の生徒12人も、ボランティアで参加。アルファ米作りを手伝うなどした。
 区内初の試みとして、要支援者搬送訓練を実施。要支援者とは、障害者、乳幼児、言葉のわからない外国人、要介護者など。近隣のつやま訪問看護ステーション(榎本浩子所長)から車椅子に乗った2人を、看護師が校庭まで避難させた。セツルメント診療所の糸氏亨所長も交え、支援方法などを話し合った。中川・大谷田地区は要支援者モデル地区。数多い要支援者の、災害時の情報収集をどうするかなど課題は多い。