足立朝日

進む再開発! 3月には六町加平橋開通予定 「六町駅周辺」をお散歩

掲載:2021年2月5日号
 着々と進む六町地域の再開発。今年3月には綾瀬と六町をつなぐ六町加平橋も開通予定で、環七の渋滞緩和が期待される。

A六町地域再開発の現状
 2005年に開通したつくばエクスプレスで誕生した六町駅。あれから約15年。六町地域の再開発の現状はどうなっているのか? 六町地域を歩くと新しい住宅や店舗などが多く見られるが、未開発の地も多い。まだまだ先は長そうという印象を受ける。
 そんな中、3月末に六町加平橋が開通を予定している。橋は平成24年(2012)に出来ていたが、六町側の取り付け道路整備工事のため人と自転車のみが通れる状況が長く続いていた。それがようやく車も通れる橋として開通する。これによって環七の加平橋の渋滞緩和や防災機能向上などが期待される。橋がある通りは環七北通りと呼ばれ、全道路が完成すると最終的に大谷田5丁目から鹿浜5丁目までが繋がる。
 その他、11月には六町駅前に区内初の民間交番「(仮称)六町駅前安全安心ステーション」が建設予定。犬のおまわりさんをイメージしたような外観で、非常勤職員がパトロールなど地域の見守り活動をしたり、防犯活動に取り組む地域の人たちの打ち合わせ場所などが出来る施設だ。
Bスイーツとアクセサリー雑貨のお店
 住宅街の一角にあるレンタルスペース「風の谷てらす」(六町4-6-6)で週1回木曜日のみ営業しているのが、完全無添加シフォンケーキとRawスイーツとアクセサリー雑貨のお店「麻の葉マーケット」(TEL090・8083・4724)だ。営むのは、シフォンケーキ担当の中川葉子さん、Rawスイーツ担当の後藤麻紀子さん、アクセサリー担当のつきみ製作所(児嶋)さんの3人。
 ここのシフォンケーキは、①オーガニックで有名な埼玉県の小麦粉を100%使用②ベーキングパウダー(ふくらし粉)を使わない完全無添加という安全でおいしさを追求したふわふわでモチモチの一品。「小麦粉シフォン」は1カット300円。グルテンフリーの米粉は同400円。
 Rawスイーツは、Raw=「生」のナッツを使った製品。酵素や酸化されてない天然の脂質やビタミンE、マグネシウムが豊富に含まれていて女性が注目している商品だ。焙煎されていない生のナッツをペーストしてクリームにしたり、バター状にしたりする。パンやフルーツに付けて食べるナッツバターは300円、飲むナッツミルクは500円。ナッツはひまわりの種やアーモンド、くるみなど季節によって異なる。
 アクセサリーはハンドメイド作家によるもので、ピアスやイヤリングのほかハーバリウムボールペンなど多種多彩。最近では、手作りマスク(500円)やマスクケース(400円)なども販売している。花柄など可愛くてオシャレな小物が多数あり、見ているだけでも時間が経ってしまう。
 詳細はインスタグラムで「麻の葉マーケット」と検索。
※表示価格は全て税込。
★「足立朝日を見た」でシフォンケーキ1カットの半分もしくは不織布マスク用ケース(13×11㎝)のどちらかをプレゼント
【営業時間】毎週木曜午前11時~午後2時
Cレアルマドリード公式サッカースクール
 綾瀬川沿いを夕方歩いていたら、東京未来大学のグラウンド(南花畑1-14)で元気にサッカーをする子どもたちがたくさんいた。毎週月曜日と金曜日に練習しているスペインリーグの強豪レアル・マドリードの公式サッカースクール「レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール」の子どもたちだ。
 同スクールはこれまでに世界各国に展開し、多くの子どもたちが受講。国内では現在「東京足立校」以外に埼玉、横浜、千葉、愛知と全5校ある。4月に東京晴海校がオープンすると生徒は約1300人にもなる。
 スクールの目的はレアルマドリードのトップチームに入れるためではなく「素晴らしいサッカー選手、素晴らしい人格の人間になること」が主眼。「サッカーはゲームなんだから楽しむもの。やたら教え過ぎず、状況を自分で判断して行動できるように。そして周囲のサポートに感謝をする」――そんなスクールだからこそ、いつも子どもにも親にも笑顔がいっぱいなのだ。
 現在、レアルマドリードの下部組織に所属する中井卓大は、スクールに通う子どもたちにとっては身近なヒーローだ。日本に帰国した際には子どもたちと交流し楽しむ。さらに今年、全国高校サッカー選手権で優勝した山梨学院。決勝戦でゴールを決めた広澤灯喜も同スクール出身者でもある。
 好きなサッカーが楽しく出来れば、成長も早いのは納得だ。HP
★無料体験の申し込みフォームにある備考欄に「足立朝日を見た」と記入して予約した方に、オリジナル非買記念品セットをプレゼント
【練習時間】毎週月・金、午後5時~8時
D話題の高齢者向け賃貸住宅
 再開発真っ最中の住宅街の中で、美術館のような玄関の3階建ての建物を発見。表の看板を見るとシニアのための安心賃貸住宅「ヘーベルヴィレッジ足立六町」(六町1-14-34)と書かれている。
 ここは旭化成ホームズが昨年4月に竣工した高齢者向け賃貸住宅だ。同社では東京、神奈川、埼玉を中心に約15年ほど前から同タイプの住宅が建設され始め、現在では約100棟にもなる。
 一番の特徴は、ここが介護サービス付きの高齢者向けの施設ではなく、自宅であるという点。よって、元気に自由に暮らしたいという人たちに大変好評だ。多くの人が抱える「自宅が古く、地震が怖い」「階段の昇り降り、段差がつらくなってきた」「庭の草むしりや掃除など自宅の管理が面倒になってきた」「資産(自宅)を整理しておきたい」「親を呼び寄せたいが同居は難しい」「孫の近くに住みたい」などといった不安や悩みを一手に解決してくれる丁度いい住宅なのだ。
 バリアフリーであることはもちろん、入居者同士の談笑やイベントができるコミュニティスペース、室内はお風呂場を低くしたり、コンセントの位置を高くしたり、高齢者目線に立った作りがしっかりされている。
 不安があればボタン一つで24時間365日、ガードマンが駆けつけてくれたり、看護師による健康相談も可能。さらに、将来を見据えると、家事が負担になってきたら家事代行、要支援・介護になったら訪問介護、通院できなくなったら訪問診療といった充実のサービスを選択できる。
 前述した暮らしの悩みを抱えているようなら、一度相談してみては。
【問合せ】TEL0120・998・945旭化成ホームズ㈱シニア事業推進部

写真A-1/3月開通予定の六町加平橋
A-2/安全安心ステーションのイメージ図
B-1/ズラリと並ぶ商品
B-2/可愛いマスクケース
C-1/有名選手のプレーが生で観られるツアーも(現在はコロナの影響で未定)
C-2/来日した中井選手と交流する子どもたち
D-1/オシャレな外観の造り
D-2/段差のない明るい室内