北加平町に住む木藤文雄さん(73)から「水元公園に珍しい冬鳥、通称『パンダガモ』が飛来。その写真を撮りました」と便りが寄せられた。以下はその内容――。
昨年12月に、冬鳥のミコアイサが都立水元公園(葛飾区)に久しぶりに飛来しているとの情報を行ってきた。小合溜という池で、オス・メスのつがいが頻繁に潜水しては小魚らしきものを捕食していた。
オスはその白黒の羽色の見映えから通称「パンダガモ」とも呼ばれ人気。その由来は神子の白装束に似ているという和名からだそうだ。
同公園には10数年ぶりの登場とか。その愛くるしい姿でバードウォッチャーたちを魅了。このパンダガモが毎年訪れてくれるとうれしい限りだ。
【メモ】ミコアイサは、目先が黒く、まるでパンダのような顔をしたカモ類。オスは、その特徴的な羽色から「パンダガモ」の愛称で呼ばれ、カモ類の中でも特に人気が高い。名前の由来は、オスの全身が白く、神子の白装束に見立てたもの。アイサとは、アキサリ(秋去り)が変化した語で、この鳥が現れると秋が去って冬になるという意味。ユーラシア大陸で広く繁殖し、日本には冬鳥として渡来。主に湖沼、河川、池など淡水域に生息し、頻繁に潜水しながら小魚などを捕食する。繁殖地では、樹洞に営巣し、6~7個の卵を産む。(「森と水の郷あきた」から)
写真上/スイスイと泳ぐ「パンダガモ」のつがい
下/白と黒のコントラストが見事なオス

オスはその白黒の羽色の見映えから通称「パンダガモ」とも呼ばれ人気。その由来は神子の白装束に似ているという和名からだそうだ。
同公園には10数年ぶりの登場とか。その愛くるしい姿でバードウォッチャーたちを魅了。このパンダガモが毎年訪れてくれるとうれしい限りだ。

写真上/スイスイと泳ぐ「パンダガモ」のつがい
下/白と黒のコントラストが見事なオス