前号で、「闇」のようなコロナ禍で、この「うし年」は「牛に引かれて善光寺参り」になれば、よしとするか、と書いた。さて、読者の皆さんは、正月に偶然ラッキーなことに出会うようなことはありましたか?
2月である。2月は清少納言が「枕草子」で「好きなころ」からはずした月のうちの一つ。
「時を愛でる天才」の彼女は、同書の有名な「春は、あけぼの」の次の項で「ころは、正月、三月、四月、五月、七八九月、十一十二月、すべてをりにつけつつ、一年ながらをかし」と書き、巧みに2、6、10月を「好きなころ」からはずした。
しかし2月は、冬から春への引継ぎのような行事「節分」があるではないか。しかも「節分」は悪疫邪気を払う、という大切なイベント。「鬼は外!」は正に「新型コロナ外!」。
2月、この合言葉を胸に刻んで、「闇」を払うべくしっかりと歩いていきたいと思う。(編集長)
2月である。2月は清少納言が「枕草子」で「好きなころ」からはずした月のうちの一つ。
「時を愛でる天才」の彼女は、同書の有名な「春は、あけぼの」の次の項で「ころは、正月、三月、四月、五月、七八九月、十一十二月、すべてをりにつけつつ、一年ながらをかし」と書き、巧みに2、6、10月を「好きなころ」からはずした。
しかし2月は、冬から春への引継ぎのような行事「節分」があるではないか。しかも「節分」は悪疫邪気を払う、という大切なイベント。「鬼は外!」は正に「新型コロナ外!」。
2月、この合言葉を胸に刻んで、「闇」を払うべくしっかりと歩いていきたいと思う。(編集長)