足立朝日

カンボジア復興支援コンサート

掲載:2007年8月20日号
◆◇カンボジア復興支援コンサート
グリーンベルトに足立発 9月8日(土)

 「カンボジアの地雷原をグリーンベルトにしたい」との熱い想いが、ダンスとコンサートを通じて足立から発信される。
 呼びかけ人は綾瀬在住の古家正暢さん(49)。大学時代からずっと心に抱いてきた「カンボジアの役に立ちたい」という気持ちから、「アジアの地雷・不発弾被害を伝える会」の代表・奥田英朗さんとコンタクトをとった。カンボジアは内戦中の負の遺産である地雷埋設が多い。バンティミンチェイ州マライ郡は特に地雷の埋設が多く、奥田さんは地雷除去後の土地
05年カンボジアで    を森林や農業で緑を蘇らせようと、住民に農業指導などをし
地雷除去員の方と   ている。
古家さん(左)
 古家さんは05年に現地を訪ね、地雷がある生活を実感し、カンボジア支援を実行に移すために、今回の「カンボジア復興支援コンサート」を企画。足立区で、花畑北中・青井中で社会科教諭をしていた時の教え子が協力する。花畑北中卒業の藤巻恵理子さんが司会、ピアニストの田中拓未さんがピアノ名曲集を演奏、青井中のダンス部がブレイクダンスを披露する。同部は全国大会2年連続出場の実力派。ダンス部顧問の岡野竜介教諭が振り付けを考え、夏休みもなく練習している。
  また、カンボジアから地雷被害者を招き、当日は会場と交流し、平和の大切さなどを考える。
【日時】9月8日(土)午後6時開場、6時半開演、入場無料
【場所】ギャラクシティ、会場内に募金箱設置、アジアの地雷・不発弾被害を伝える会に寄付 【実況中継ブログ】
         

      ピアニストの田中さん   全国出場の迫力ある
                     ブレイクダンスを披露する
                     青井中ダンス部