◆◇緊急地震速報 本町小が効果を実感
大きな被害をもたらした7月16日の新潟県中越沖地震。足立区でも大きな長い揺れがあった。
大地震を予測できれば、それが10秒前でも、火を消したり机の下に潜るなど身を守る対策を取ることができる。緊急地震速報は、発生直後に震源地付近の観測データを解析し、各地の地震の規模と時刻を発生の数秒~数十秒前に知らせるシステム。
その通報装置は、気象庁が行っている先行的な試験運用として、昨年9月、千寿本町小学校(林正樹校長)に都内小中学校で初めて導入された。
伊地知清寛副校長は、これまでも揺れを感じない
千寿本町小に設置されている 程度の地震速報を受信したが、中越沖地震では初
通報装置 めて大きな揺れを感じ、速報の有効性を実感したという。速報が入ると同時に自動的に校内放送が流れる仕組みで、この日は地震発生40秒前からカウントが始まった。
海の日で休校だったが、体育館で地域のビーチボールバレー大会が行われていたため、林校長が速やかに駆けつけ参加者らに床に座るよう指示。その直後起きた地震に地域の人々は「こんな便利な装置があるのか」と驚いていたという。この緊急地震速報は、10月1日から一般にも提供開始される予定。

大地震を予測できれば、それが10秒前でも、火を消したり机の下に潜るなど身を守る対策を取ることができる。緊急地震速報は、発生直後に震源地付近の観測データを解析し、各地の地震の規模と時刻を発生の数秒~数十秒前に知らせるシステム。
その通報装置は、気象庁が行っている先行的な試験運用として、昨年9月、千寿本町小学校(林正樹校長)に都内小中学校で初めて導入された。
伊地知清寛副校長は、これまでも揺れを感じない
千寿本町小に設置されている 程度の地震速報を受信したが、中越沖地震では初
通報装置 めて大きな揺れを感じ、速報の有効性を実感したという。速報が入ると同時に自動的に校内放送が流れる仕組みで、この日は地震発生40秒前からカウントが始まった。
海の日で休校だったが、体育館で地域のビーチボールバレー大会が行われていたため、林校長が速やかに駆けつけ参加者らに床に座るよう指示。その直後起きた地震に地域の人々は「こんな便利な装置があるのか」と驚いていたという。この緊急地震速報は、10月1日から一般にも提供開始される予定。