足立朝日

東京電機大学卒業式 2433人が巣立つ 新たに2500人が入学

掲載:2021年4月5日号
 3月17日(水)、東京電機大学(射場本忠彦学長)の卒業式が日本武道館で行われ、学部生1990人、大学院修士課程434人、大学院博士課程9人の計2433人が千住キャンパスから巣立った。
 今回卒業した学生たちは、最終学年をコロナ禍という大変な状況で過ごした。大学に入構できない中、リモートで受講するなど苦労も多い1年だった。卒業式では、久しぶりに友だちと会うことができて笑顔が多く見られた。
 卒業式当日は、まだ緊急事態宣言中のため、式典参加は修了・卒業生のみに限定し、座席は1席づつ空けて着席。父母などのために、修了式・卒業式のライブ配信も行われた。
 射場本学長は卒業生に向けて「人の心を理解し、『技術は人なり』のマインドを備えた技術者として世の中に貢献することを切望します」と激励。式後、卒業生たちは学部によって千住キャンパスに戻り学位記が授与された。
 また、同大学は4月2日(金)に、同じく日本武道館で入学式を実施。約2500人の入学生のほか、コロナ禍で入学式が出来なかった昨年度の学生も事前申し込み制で参加できる形にして開催した。

写真/卒業生謝辞=日本武道館で