足立朝日

花畑北中2年生 足立朝日で堂々記者体験

掲載:2007年9月5日号
◆◇花畑北中2年生 足立朝日で堂々記者体験
 花畑北中学校(田幸徹校長)の2年生・佐藤翔太くん、間々田瞬くん、樋沢英和くんが、職場体験の一環で記者を希望。7月24日~26日までの3日間、足立朝日記者に同行した。
 初日は、スタート時から近藤やよい区長取材。3人は、ガチガチに緊張しながらも勇気を奮い起こし、「好きな国」「やりたいこと」(間々田)、「趣味」「なぜ区長になりたいと思ったか」(佐藤)、「一番の関心事」「好きな言葉」(樋沢)など、それぞれが10近い質問をこなした。3人のサーベイによると、近藤区長は歴史が好きで「ラテン系の国」が好み。ビンボー旅行が趣味で、単独行動派。思いを実現しにくい都議時代に決着をつけ、区長になってからは優秀な職員の協力を得、マニフェストの実現に目下奮闘中。「継続は力なり」をモットーに、諦めない精神で黙々と区政に向かい合う姿が浮かび上がった。
 午後は、シアター1010で9月12日(水)~17日(月・祝)まで上演される「暗くなるまで待って」の俳優取材のため、池尻大橋のスタジオへ。宝塚元トップスターの彩輝なおさんに「わぁ、可愛い~!」と喜ばれた3人。足立朝日記者が、大型ミュージカルで活躍中の浦井健治さんと彩輝さんを取材する様子を神妙な顔つきでさらに取材。
 2日目の午前中は、前日取材の俳優たちが実際に立つシアター1010の舞台を見学。足立朝日編集室では、集まった記事がパソコン上でどのように組まれるかを見学。午後は、千住寿町北町会の大塚力会長を取材。青果業を営みながら、5本の指では足りないほどの役職を務め、地域で奔走する姿を知った(8月5日「町会・自治会」欄掲載)。この日の締めは、千寿常東小学校の高木裕一副校長。高木副校長は、9月8日(土)・9日(日)に都庁都民広場で行われる「大江戸舞祭」の実行委員として奮闘中(今号「人」欄掲載)。
 最終日の午前は、竹の塚小学校(横山凖一校長)「竹の子スペシャル」講座で、日本将棋連盟の古河彩子女流二段が児童に指導する様子を取材(今号中面掲載)。藤林梨花さん(6年)と対局した3人は、連携プレイも空しく敗北。終了後、想定外の古河講師の個人取材となったが、3人は臨機応変に対応。午後は、伊興住区センターで上演された江戸糸あやつり人形の人形劇と、同座代表の三代目・結城一糸さんを取材(同面掲載)。「中学生時代は遊べなかった」と語る結城さんの言葉に、伝統を継承することの大変さを学んだ。
  3日間の記者体験を終えた3人は、「お休みのない区長は本当に大変」(樋沢)、「人と接するのは楽しい」(佐藤)、「知らない人に沢山会えて、知らなかったことを学べた」(間々田)と、とびきりの笑顔で感想を語った。


近藤区長を囲む間々田くん、佐藤くん、
樋沢くん(左から)