足立朝日

足立成和信用金庫 こども食堂支援イベント

掲載:2021年5月5日号
 足立成和信用金庫(土屋武司理事長)では、地域活性化のため、こども食堂を応援するイベントを各支店の駐車場を利用して定期的に開催している。
 4月15日(木)は、南花畑支店(南花畑1-1-30)で一般社団法人こども食堂支援協議会(鈴木康一理事長)が主催した野菜即売会が行われた。会場には、北足立市場から仕入れた野菜や果物など、旬で新鮮な青果物がズラリと並んだ。フードロス削減のため、安く提供されたキズあり品も。
 当日は年金支給日ということで、銀行へ来たついでに買い物する人たちで賑わった。イベントの収益金は全額、こども食堂支援金として活用される。
 4月17日(土)は、中央支店(梅田8-2-16)で栃木市真名子の活性化とこども食堂支援を目的とした「まなご出張マルシェ」が行われた。
 この企画は、日用雑貨品の製造・販売会社の㈱シービージャパン(梅島1-36-9)の青木宏会長(73)が趣味のアユ釣りで訪れていた真名子の魅力に引かれ、地元の人たちと交流する中で自動車会社を営む湯澤孝典さん(36)から過疎化が進んでいるので地域活性化をしたいという思いを聞いたことがきっかけで、取引のある同信金に相談して開催が決まった。
 真名子の特産であるニラ(50円)や県外には出回らないイチゴ「とちあいか」(1パック750円)などが多数並び、購入者からは「今回初めて真名子という地域を知った」「コロナが落ち着いたら行って見たい」と大好評だった。同イベントは収益金の一部が、こども食堂支援金として活用される。
 また、どちらのイベントでも「あだちのお菓子」が好評販売された。

写真上/左から青木会長、土屋理事長、湯澤さん=足立成和信用金庫中央支店で
下/賑わう会場=同南花畑支店で