足立朝日

区内和菓子屋と未来大学が連携 「密」どら焼きを販売

掲載:2021年5月5日号
 4月6日(火)から、区内老舗和菓子メーカーの「喜田家」(田口恵美子社長、千住緑町1-24-20)各店舗で、どら焼き「密どら」(1個230円)の販売が始まった。
 これは、学生と区内企業が交流する「足立大学生地域活動プラットフォーム」で東京未来大学(千住曙町34-12)の学生が同社を訪問。「若い世代の好みやアイデアを和菓子職人に聞かせたい」という田口社長の声をきっかけに、意見交換し、「コロナを食べてやっつけよう」という思いで「密」をテーマにしたどら焼きを企画発売することになり、誕生した。
 商品は、その名の通り蜂蜜(密)を練り込んだどら焼きの皮に粒あんとバターが挟まれ、ホットケーキのようなまろやかな甘さを感じる一品。学生の意見が反映され、和菓子をあまり食べない若者にも人気が出そうな味だ。甘いのが大好きな人は、「密どら」に自分で蜂蜜をプラスするのも良い。また、インスタ映えも考えて、皮には「密」という焼印も施されている。
 今回企画に参加した東京未来大学の小野聡太さん(モチベーション行動科学部4年)、小嶌裕貴さん(同)、松村陽香さん(同2年)の3人も出来上がりの商品に大満足の様子だった。
 足立区内の喜田家9店舗は次の通り。
▼千住龍田町本店(千住龍田町19-6)、北千住マルイ店(千住3-92)、五反野店(弘道1-1-2)、梅島店(梅田6-33-6)、アリオ西新井店(西新井栄町1-20-1)、竹ノ塚店(竹の塚6-3-13)、花畑店(花畑4-26-7)、江北店(江北7-14-16)、佐野店(佐野2-35-
12)

写真上/密どら
下/田口社長を囲む未来大生=東京未来大学で