足立朝日

　製品紹介よりも作り手の思いを前面に押し出した冊子「あだちものづくりの風」（Ａ５版、19頁）が、足立区工業会連合会（４団体加盟）から発行された。製品が誕生するまでの過程を「風」と表現。読み手に冊子を読んでもらうことで、その風を感じてもらえるよう語りかけている。配布場所は、区役所や産業センター（千住）、ＪＲ北千住駅構内など。
　主な内容は、東京足立鞄工業会（加盟９社）が、㈲中村鞄製作所（江北１丁目）とナース鞄工㈱（梅島３丁目）を登場させ、「風をつめ込むあだちの鞄」というキャッチフレーズでランドセルをＰＲ。
　城北新生靴工業会(同10社）は、子ども靴を丁寧に作り続けて来たタカラ製靴㈱（千住仲町）の靴を「風のように軽やかに。足もと彩るあだちの靴」と表現。　
　印刷工業組合足立支部（同37社）は、女性経営者が腕を振るう㈱安心堂（江北３丁目）、㈲菅原製本所（中央本町１丁目）、㈱センジュ出版（千住３丁目）の３社のユニークな製品を掲載し「インクの香りが風に舞う」とＰＲ。
　最後に、足立産業協会（同39社）は、千住金属㈱と㈱トーヨー２社を登場させて「多種多様な製品が風を生む」。
【問合せ】TEL３８８０・５８６９産業振興課ものづくり振興係