◆◇樹木にも本能が 緑の協力員 「保存樹勉強会」
「佐野いこいの森」についで「大鷲神社」(花畑)で、区まちづくり課と樹木医の古谷信さんが、協働事業の一環として8月8日、「足立区緑の協力員 保存樹勉強会」(都市整備部まちづくり課主催)を行った。区の保存樹に関心を持つ人を増やすことが狙いだ。
樹木にも、うれしい、悲しいなどの本能が存在すると古谷さんは話す。樹木にはサイトカイニンという葉で作られるホルモンが存在する。
根を思いきり伸ばす場所はあるか。人間が通り、根を踏み固められたりしていないか、日当たりは良い熱心にけやきを診断する参加者 かなど、幾つかのポイントをチェック。木のミニ診断カルテを一人ずつ渡され、参加者12人が3グループに分かれ、けやき、むくのき、えのきを診断。 4年前の東京樹木医会診断と照らし合わせ、樹木の健康度をチェックした。
診断後、班ごとに診断結果を発表。幹を切る際、フラッシュカット(幹の横をすぱっと切る)など大切な部分を切ってしまわないよう、注意も合わせてアドバイスした。
古谷さんは「観察すればポイントがつかめると思うので、病害や菌類の勉強もしてゆきましょう」と話した。
参加者からは「面白かった。次回はいつですか」との質問が相次いだ。まちづくり課の臼倉さんは「今後も研修場所を変えて皆さんの近くで行いたい。近くの神社などの保存樹を観察してみてください」と話した。
病気のこと、樹木の生理や構造など年間シリーズで行なう予定。次回は未定。

樹木にも、うれしい、悲しいなどの本能が存在すると古谷さんは話す。樹木にはサイトカイニンという葉で作られるホルモンが存在する。
根を思いきり伸ばす場所はあるか。人間が通り、根を踏み固められたりしていないか、日当たりは良い熱心にけやきを診断する参加者 かなど、幾つかのポイントをチェック。木のミニ診断カルテを一人ずつ渡され、参加者12人が3グループに分かれ、けやき、むくのき、えのきを診断。 4年前の東京樹木医会診断と照らし合わせ、樹木の健康度をチェックした。
診断後、班ごとに診断結果を発表。幹を切る際、フラッシュカット(幹の横をすぱっと切る)など大切な部分を切ってしまわないよう、注意も合わせてアドバイスした。
古谷さんは「観察すればポイントがつかめると思うので、病害や菌類の勉強もしてゆきましょう」と話した。
参加者からは「面白かった。次回はいつですか」との質問が相次いだ。まちづくり課の臼倉さんは「今後も研修場所を変えて皆さんの近くで行いたい。近くの神社などの保存樹を観察してみてください」と話した。
病気のこと、樹木の生理や構造など年間シリーズで行なう予定。次回は未定。