足立朝日

◆◇足立学園　装い新たに竣工式 基調はモノトーン
　足立学園（千住旭町・松藤三彦理事長）の建て替え工事が終了し、８月23日竣工式が行われた。
　 新校舎は西の高校棟（６階）、北の中学棟（４階）、南の食堂棟（３階）からなる巨大な建物。05年に仮校舎の旧第十六中に移転後着工し、完成までに２年を要した。
　 神事には学校、工事関係者、地域の代表などが出席。千住本氷川神社の渡辺陽一郎宮司により、滞りなく終了した。
　直会（なおらい）では乾杯に先立ち、松藤理事長が挨拶。「創立80年でこのような立派な校舎ができ、感無量。ここをベースキャンプにより高い峰、頂上めざして頑張っていく所存」と気持ちを新たにするとともに、工事中の近隣住民の理解に対して感謝を述べた。
　 工事を行った竹中工務店の村松取締役副社長が、校舎の特色を説明。外壁はモダンなモノトーンを基調に、学園のテーマカラーのブルーを使用している。工事には延べ５万４０００人が携わり、無事故で終了した。


神酒拝戴の儀。手前から２人目松藤理事長