足立朝日

足立成和信金が信用金庫社会貢献賞 「お菓子の街あだち」で元気プロジェクト

掲載:2021年7月5日号
 全国信用金庫協会が実施している「第24回信用金庫社会貢献賞」で足立成和信用金庫(土屋武司理事長)の「お菓子の街あだち」で街を元気にする活動が、地域活性化しんきん運動・優秀賞に選ばれた。
 今回は164信用金庫と4関係団体から562件の様々な分野の地域貢献・社会貢献活動の応募があり、地域に根差した活動が認められた6信用金庫と個人3名が授賞した。
 足立区は都内の菓子工業組合所属の菓子製造業者の約3割があるお菓子の街だが、同信用金庫はそのことをほとんどの人が知らないことに注目。「お菓子の街あだち」を広くPRするため2017年から活動をスタート。翌年には地元菓子製造業者15社でブランド「あだち菓子本舗」を立ち上げた。昨年は、小学生を対象に「夢のお菓子コンテスト」を実施。子どもたちが考えたお菓子が現実のものになる夢のような企画だ。
 土屋理事長は「5年の継続活動で、だいぶ足立区がお菓子の街であることを広めることができた。今後はこれを定着させ、お菓子製造業者や地域のみなさんが元気になれるような活動を続けていきたい」と話す。

写真上/表彰盾とブロンズ像を前に土屋理事長
下/昨年、夢のお菓子コンテストでグランプリを受賞した四分一さん=足立成和信金本店で