足立朝日

◆◇世界に羽ばたけ
シャイニングバトンチームが活躍
　国際交流を目的とし、世界15カ国の青少年がバレエやモダンダンス、バトンを発表する「ダンスエクセレンス」。足立区の「シャイニングバトンチーム」が、３月にロサンゼルスで開かれた「ダンスエクセレンス」に出場した。
　 ８月24日に出場報告会が区役所で行われ、大胆でありながら繊細で華麗な演技を披露し、観客を圧倒した。
　 近藤区長は「彼女たちのパフォーマンスに触れ、調和の魅力にとりつかれた。ファンを増やしたい」と挨拶。
　 コーチの飛鳥先生は、「子どもたちにとって今日がまた大きなステップとなり成長してくれると思います」と目をうるませた。
　 観客の大工園（おくぞの）秀樹さん兄弟は「たまたま区役所に来ていたら、係員に案内されて観に来ました。あまりの演技の素晴らしさに驚いた。」と感激した様子。
　報告会の後、楽屋から全員の大きな掛け声が聞こえてきた。飛鳥先生は「演技前と後は子どもたちはとても興奮しています。あのモチベーションの高さがアメリカの審判員に買われ、特例で世界に出られた。次はイギリスにパワーをわけてくれと言われています」と、イギリスでショーが行なわれる可能性を示した。
　 また、「シャイニングの名の通りバトンを原点として、人として自分に限界をつくらず一流の人間になって欲しい。辛いときがあったからこそ頑張れることを思い出して欲しい」と熱く語った。
　 同チームは、昭和59年に足立区で発足され、数々の競技会で優秀な成績を収めている。また、養護学校や幼稚園の慰問、地域のイベントにも積極的に参加している。


元気なシャイニングと近藤区長がにっこり