足立朝日

お菓子なあだち 5品目

掲載:2021年8月5日号
ゴフレット、ようかん巻、クッキー
マルマサ製菓
扇2-13-14 TEL3890・0966


 扇小学校裏の住宅街の一角にあるマルマサ製菓は、創業約70年。「ゴフレット」、「ようかん巻」、「クッキー」を主に製造している会社だ。
 現社長は2代目の原忠義さん(71)。同社は、先代が兄とともに静岡県の伊豆長岡で創業したのが始まりで、当初は動物ヨーチ(動物の形をしたビスケットにカラフルな砂糖でコーティングしたもの)や三笠山(甘納豆を蜜で固めたもの)などを製造していた。その後、東京へ進出。昨年から加わった娘の郁惠さんの力を借りて、ホームページやSNSを活用したPRにも力を入れている。
 約20年前から製造し始めた「ゴフレット」(3枚セット100円※贈答用12枚入り800円~)は、パリパリ食感の炭酸せんべいに上品な甘さのクリーム(バニラ、チョコ、抹茶など)が挟まれたお菓子。地方の土産物屋の依頼で、その土地の特産物を使ったクリームの味を開発したりもする。その他、ようかん巻(1袋100円~)は、工場で手作りしたようかんにカステラ生地が巻かれたお菓子。サクサク食感のクッキーは、一口サイズで100円~。
 商品は、平日・土曜の午前9時~午後4時まで営業している同社のほか、サンベルゴ(梅田8-10-1)、ネット通販などで購入出来る。同社直売では、不定期でアウトレット品の格安販売もあり。

写真上/ゴフレット
下/忠義社長(右)と郁惠さん親子