「としのう」の愛称で親しまれている鹿浜にある都市農業公園では、春夏秋冬で様々な植物や作物が楽しめる。今回は、鹿浜周辺をお散歩してみよう。

A都市農業公園産の野菜やオリジナルグッズを販売中
都市農業公園(鹿浜2-44-1、TEL3853・4114)内で育てた作物を毎朝収穫して、園内にある交流館で毎日新鮮な旬の野菜を販売しているのを知っていますか? その名も「としのうマルシェ」。ここでは野菜のほか、園で収穫した作物を使った加工品やオリジナルグッズなどを購入することができる。
「としのうマルシェ」は、長ネギ(240円)、モロヘイヤ(200円)、ピーマン(150円)など園で採れた無農薬・無化学肥料の野菜販売を目的に約4年前にスタート。一昨年からは、育てている西洋ミツバチが園内の色々な花から集めたミツを使った「百花ミツ」(700円)やアンズジャム(900円)、ウメジャム(同)など加工品の販売も始めた。
最近人気なのが「ピクルス」(600円)。千葉で400年続く農家に協力してもらい、野菜の旨みをギュッと詰め込んだ商品だ。トマトのみを使った物や、色々な野菜を使ったミックスなど4種類。
園内で採れた作物を使った料理を提供しているレストラン「キッチンとれたて」(午前11時~午後5時、水・木定休)もあるので、買い物と一緒に食事を楽しんでみては?
【開園時間】午前9時~午後5時(5~8月は午後6時まで)、第1・3水曜休園
【交通】西新井駅西口から東武バス「鹿浜都市農業公園」行きで、終点下車すぐ、有料駐車場あり
B元精肉店が営む炭火焼の本格焼き鳥
鹿浜中学校前交差点角にある炭火やきとり「群八」(鹿浜4-26-7、TEL3896・1212)。元精肉店の佐藤正男店主(72)と息子の孔彦さん(45)が平成11年(1999)にオープンしたお店だ。
外観も店内もシックな黒で統一。オシャレな雰囲気に女性客も多い。
元精肉店ということで、一般的に焼鳥屋では置いていない肉屋が使う調理器具なども使用。それを生かしたのが巻物系で、「アスパラ巻」(330円)はその機械を使って豚バラを薄く切り、アスパラに巻いて串焼きした一品だ。
串焼き1皿2本で200円~。ねぎ間(300円)、砂肝(250円)などあるが、何にしようか迷ったら「おまかせコース(7本)」(1000円)もある。
また、揚げ物も同店では大好評で、その名の通り「大きなエビフライ」(950円)の大きさにはビックリ。「分厚いロースカツ」(850円)など、これも肉屋ならではの調理器具があるおかげで、自由な大きさで提供することができる。
また、人気の秘訣はそれだけではない。「どんなに素材が良くても、テーブルに置いてある調味料が悪ければ全て台無しになってしまうので、そういった点も気を付けている」と、より良い料理を提供するための努力を怠らないのが、多くのお客さんに愛されている理由だ。
なかなか手に入らない焼酎も数多くあり、緊急事態宣言が明けてお酒が解禁されたら、ぜひ焼き鳥と揚げ物をつまみに一杯。
店内40席。座敷もあるので、子ども連れのファミリーでもOK!
【営業時間】午後5時~午前0時(現在は午後8時まで時短営業)、日曜定休(ただし第4日曜は営業、翌月曜休み)
【交通】西新井駅西口から東武バス「鹿浜都市農業公園」行きで、鹿浜四丁目北下車徒歩約1分、駐車場あり
C地元に愛されるインド・ネパールレストラン
日暮里・舎人ライナーの谷在家駅前にあるインド・ネパールレストラン「ナマステ」が、今年4月に鹿浜に新店舗をオープンした。カレー以外にもタイ料理のガパオライスやトムヤムラーメン、中華のエビチリなど約100種類の豊富なメニューがあり、家族連れにも人気のお店だ。
オーナーのサプコタ・カガラージさんは来日して14年。日本語もバッチリで、お客さんとのコミュニケーションもしっかり丁寧。
カレーはなるべく、インド・ネパールの素材を使用し、日本人向けの味付けにアレンジ。辛さは甘口から激辛まで5段階あるが、それ以上の辛さにも対応可能となっている。
ランチで人気なのが「2種類カレーセット」(990円)。9種類の中から好きなカレー2種類、ナンまたはライス、サラダ、ソフトドリンクが付いてくる。ランチタイムはナンまたはライスがお替りできるのもうれしいサービス。
また、通常メニューの中には鶏肉入りのネパール風うどん「チキントゥクパ」(900円)や玉子入りのネパール焼きそば「エッグチョウミン」(670円)など珍しいものもある。
店内40席。テイクアウトも可能で、カレー弁当は700円~。
★「足立朝日を持参」で9月末までラッシーまたはマンゴーラッシー1杯サービス
【問合せ】鹿浜4-29-4、TEL6784・2846
【営業時間】午前11時~午後3時、午後5時~11時(現在は午後8時までの時短営業。テイクアウトは9時まで)※土日祝は通し営業、年中無休
【交通】西新井駅西口から東武バス「鹿浜都市農業公園」行きで、鹿浜十字路下車すぐ、駐車場あり
D土曜と不定期火曜限定営業のコッペパン専門店
昨年11月にオープンしたばかりのコッペパン専門店「キロロ」(鹿浜3-19-1横村ハイツ1、TEL070・3273・6719)。開店から口コミで徐々に広がり、地元で評判のお店になっている。
井上店主は「いつか自分のお店をやりたい」という思いから、若い時にパン屋で働いていた経験を生かせるとコッペパン専門店をオープン。厳選された素材とパンからクリームまで一つひとつ手作りしている。
パンは、水分量の扱いが難しいと言われる北海道小麦使用。低温で焼きすぎず、翌日でもやわらかい食感になっている。そのパンに挟まれている具は季節限定などを含む約25種類。
人気は、レアチーズケーキ味のクリームを挟んだ「レアチーズ」(190円)、8月から販売し始めたばかりの北海道メロンクリームを挟んだ「メロン」(250円)、レタスやキャベツ、トマトにキュウリといった野菜にチーズとマヨネーズが一緒に挟まった健康的でボリューム満点の「やさいチーズ」(250円)など。今月からは「さつまいも」も期間限定で登場予定。
店主1人で営業のため、作業中は電話に出られない場合あり。最新情報は同店インスタグラムをチェック。
【営業時間】毎週土曜と不定期で火曜営業。午前11時~なくなり次第終了(遅くとも午後4時~5時頃には閉店)
【交通】西新井駅西口から東武バス「皿沼循環」で、鹿浜四丁目下車徒歩約1分、店舗前にコインパーキングあり
写真A-①/交流館ロビーで営業中の「としのうマルシェ」
A-②/人気のピクルス
B-①/串焼き(鳥)の「おまかせコース(7本)」と「大きなエビフライ」
B-②/「お気軽にお越しください」と佐藤親子
C-①/人気の「2種類カレーセット」
C-②/環七北通り沿いの店舗
D-①/(左上から時計回りに)「やさいチーズ」「タルタルたまご」「メロン」
D-②/暖簾には店主の飼っていたセキセイインコ「キロロちゃん」のイラストが


都市農業公園(鹿浜2-44-1、TEL3853・4114)内で育てた作物を毎朝収穫して、園内にある交流館で毎日新鮮な旬の野菜を販売しているのを知っていますか? その名も「としのうマルシェ」。ここでは野菜のほか、園で収穫した作物を使った加工品やオリジナルグッズなどを購入することができる。
「としのうマルシェ」は、長ネギ(240円)、モロヘイヤ(200円)、ピーマン(150円)など園で採れた無農薬・無化学肥料の野菜販売を目的に約4年前にスタート。一昨年からは、育てている西洋ミツバチが園内の色々な花から集めたミツを使った「百花ミツ」(700円)やアンズジャム(900円)、ウメジャム(同)など加工品の販売も始めた。

園内で採れた作物を使った料理を提供しているレストラン「キッチンとれたて」(午前11時~午後5時、水・木定休)もあるので、買い物と一緒に食事を楽しんでみては?
【開園時間】午前9時~午後5時(5~8月は午後6時まで)、第1・3水曜休園
【交通】西新井駅西口から東武バス「鹿浜都市農業公園」行きで、終点下車すぐ、有料駐車場あり

鹿浜中学校前交差点角にある炭火やきとり「群八」(鹿浜4-26-7、TEL3896・1212)。元精肉店の佐藤正男店主(72)と息子の孔彦さん(45)が平成11年(1999)にオープンしたお店だ。
外観も店内もシックな黒で統一。オシャレな雰囲気に女性客も多い。
元精肉店ということで、一般的に焼鳥屋では置いていない肉屋が使う調理器具なども使用。それを生かしたのが巻物系で、「アスパラ巻」(330円)はその機械を使って豚バラを薄く切り、アスパラに巻いて串焼きした一品だ。
串焼き1皿2本で200円~。ねぎ間(300円)、砂肝(250円)などあるが、何にしようか迷ったら「おまかせコース(7本)」(1000円)もある。
また、揚げ物も同店では大好評で、その名の通り「大きなエビフライ」(950円)の大きさにはビックリ。「分厚いロースカツ」(850円)など、これも肉屋ならではの調理器具があるおかげで、自由な大きさで提供することができる。

なかなか手に入らない焼酎も数多くあり、緊急事態宣言が明けてお酒が解禁されたら、ぜひ焼き鳥と揚げ物をつまみに一杯。
店内40席。座敷もあるので、子ども連れのファミリーでもOK!
【営業時間】午後5時~午前0時(現在は午後8時まで時短営業)、日曜定休(ただし第4日曜は営業、翌月曜休み)
【交通】西新井駅西口から東武バス「鹿浜都市農業公園」行きで、鹿浜四丁目北下車徒歩約1分、駐車場あり

日暮里・舎人ライナーの谷在家駅前にあるインド・ネパールレストラン「ナマステ」が、今年4月に鹿浜に新店舗をオープンした。カレー以外にもタイ料理のガパオライスやトムヤムラーメン、中華のエビチリなど約100種類の豊富なメニューがあり、家族連れにも人気のお店だ。
オーナーのサプコタ・カガラージさんは来日して14年。日本語もバッチリで、お客さんとのコミュニケーションもしっかり丁寧。
カレーはなるべく、インド・ネパールの素材を使用し、日本人向けの味付けにアレンジ。辛さは甘口から激辛まで5段階あるが、それ以上の辛さにも対応可能となっている。

また、通常メニューの中には鶏肉入りのネパール風うどん「チキントゥクパ」(900円)や玉子入りのネパール焼きそば「エッグチョウミン」(670円)など珍しいものもある。
店内40席。テイクアウトも可能で、カレー弁当は700円~。
★「足立朝日を持参」で9月末までラッシーまたはマンゴーラッシー1杯サービス
【問合せ】鹿浜4-29-4、TEL6784・2846
【営業時間】午前11時~午後3時、午後5時~11時(現在は午後8時までの時短営業。テイクアウトは9時まで)※土日祝は通し営業、年中無休
【交通】西新井駅西口から東武バス「鹿浜都市農業公園」行きで、鹿浜十字路下車すぐ、駐車場あり

昨年11月にオープンしたばかりのコッペパン専門店「キロロ」(鹿浜3-19-1横村ハイツ1、TEL070・3273・6719)。開店から口コミで徐々に広がり、地元で評判のお店になっている。
井上店主は「いつか自分のお店をやりたい」という思いから、若い時にパン屋で働いていた経験を生かせるとコッペパン専門店をオープン。厳選された素材とパンからクリームまで一つひとつ手作りしている。

人気は、レアチーズケーキ味のクリームを挟んだ「レアチーズ」(190円)、8月から販売し始めたばかりの北海道メロンクリームを挟んだ「メロン」(250円)、レタスやキャベツ、トマトにキュウリといった野菜にチーズとマヨネーズが一緒に挟まった健康的でボリューム満点の「やさいチーズ」(250円)など。今月からは「さつまいも」も期間限定で登場予定。
店主1人で営業のため、作業中は電話に出られない場合あり。最新情報は同店インスタグラムをチェック。
【営業時間】毎週土曜と不定期で火曜営業。午前11時~なくなり次第終了(遅くとも午後4時~5時頃には閉店)
【交通】西新井駅西口から東武バス「皿沼循環」で、鹿浜四丁目下車徒歩約1分、店舗前にコインパーキングあり
写真A-①/交流館ロビーで営業中の「としのうマルシェ」
A-②/人気のピクルス
B-①/串焼き(鳥)の「おまかせコース(7本)」と「大きなエビフライ」
B-②/「お気軽にお越しください」と佐藤親子
C-①/人気の「2種類カレーセット」
C-②/環七北通り沿いの店舗
D-①/(左上から時計回りに)「やさいチーズ」「タルタルたまご」「メロン」
D-②/暖簾には店主の飼っていたセキセイインコ「キロロちゃん」のイラストが