足立朝日

シルバー交通安全のつどい

掲載:2007年10月5日号
◆◇交通安全意識高めよう
シルバー交通安全のつどい

 高齢者が被害に遭う交通事故が増加傾向にあり、今年に入って高齢者の死亡事故は40%を占め、高い比率となっている。9月8日にギャラクシティで「シルバー交通安全のつどい」(区内四署・交通安全協会・区老人クラブ連合会主催)が開催された。
足立区内の高齢者に交通安全意識を高め、交通事故の防止を目的としたもの。死亡事故の3大原因が信号無視、横断歩道以外の横断、安全不確認。死亡事故の4割が高齢者で、その8割が高齢者側に否があることがわかっている。
おじいちゃん、
おばあちゃん、
事故に遭わないようにね

 主催の千住警察の髙橋正夫署長は「皆様が先頭になり、信号を守る。とまれなどの標識を確認する。横断歩道以外は道路を渡らない。目立つ服を着用するなど、悲惨な交通事故に遭わないように一声かけるなど、交通の輪を広めてもらいたい」と挨拶。
 2部は人形のだいちゃんが、おじいちゃん、おばあちゃんに向けて手紙を読む寸劇もあり、和やかな場面も。3部では、警視庁音楽隊カラーガード(MEC)が迫力ある演奏に合わせ、華麗なフラッグの舞を披露した。