足立朝日

お菓子なあだち 7品目

掲載:2021年10月5日号
バウムクーヘン、ウエハース
「㈲スズラン製菓」
舎人5-26-2 TEL3899・5777


 日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園駅そばにある「スズラン製菓」は、昭和25年(1950)に浅草で創業。当初はパン・洋菓子の製造をしていたが、平成5年(1993)の足立区への移転をきっかけにお菓子の製造を本格的にスタートした。現在は2代目の鈴木勝社長(78)と息子の正雄専務(45)を中心に、バウムクーヘンとウエハースの製造を行っている。
 バウムクーヘン(1袋15個入り800円)は、卵を多く使うことで風味豊かな昔ながらの素朴な味にしている。5年前に舎人公園の桜まつり出店をきっかけに作った約45㎝の「ロングバウム」(1200円)は、見た目もユニークでお土産などにも好評だ。
 ウエハース(18枚入り300円)は「関東だと現在製造している所がウチを含め3社ほどしか残っていない」と鈴木専務。同社では、中力粉に近い小麦粉を使うことで、よりサクサク感を大事にしている。約10年前から健康を考えカルシウム多めのウエハースの販売も始めた。
 商品は毎週土曜午前9時~午後5時の工場直売のほか、ポンテポルタ千住(千住橋戸町1-13)でバウムクーヘンを、サンベルゴ(梅田8-10-1)でウエハースを販売している。
※ホームページあり。

写真上/バウムクーヘン
下/3代目の鈴木専務