足立朝日

お菓子なあだち 8品目

掲載:2021年11月5日号
うす焼き煎餅
「㈱山根製菓」
皿沼2-4-14 TEL3897・3578


 日暮里・舎人ライナーの谷在家駅から徒歩約6分。舎人公園そばの住宅街の一角にある「山根製菓」は、昭和10年(193
5)に創業したうす焼き煎餅の会社だ。目黒でスタートした同社は、昭和35年(1960)に日暮里へ移転。約30年前に拡張のため、現在の場所に第2工場を建設。その後、日暮里工場を閉鎖・統合して現在に至る。
 現社長は3代目の山根昌浩氏(45)。2年前に父で会長の徹泱氏(79)から世代交代したが、今も二人三脚で社業に励む日々。
 煎餅業界は、生地屋と焼き屋で分業をしている場合が多く、同社は焼き屋にあたる。うす焼きは、火を入れると焦げやすく、躊躇すると芯が残ってしまう。「使う米や大きさによっての火加減が重要」と山根社長。
 同社の製品は、薄くて軽い感じから「ついつい何枚も食べてしまう」と好評だ。味はゴマ、エビ塩、アオサ、ペッパーカレーなどで、1袋350円~。お中元やお歳暮などのギフトにも最適。
 商品は、2カ月に1回開催される同社直売会のほか、ヨーカドー竹ノ塚店、サンベルゴ(梅田8-10-1)などで販売。次回直売は、11月28日(日)午前10時~午後1時※なくなり次第終了。
 同社のLINEやフェイスブック、ツイッターにはお得な情報あり!

写真上/パリッとした食感がたまらない
下/山根社長