「私が今まで元気に仕事をしてこれたのも皆さんのお蔭。本を通して『お福分け』させてください」――。今年創業65年を迎えた不動産業の北澤商事の北澤艶子会長が、11月1日(月)に、自宅に隣接する六月2-33-3にある元レストランを「ブックカフェ ハレキタザワ」としてオープンした。
同商事の地域貢献事業の一環として開設したもので、置かれている本は、本が大好きな北澤さんが読んだ本、およそ1000冊。
「新聞広告に書名が載るでしょ。読みたいと思ったら、すぐ買って来てもらうの。乱読です。それが溜まるに溜まって……」。ベストセラーの小説から哲学書、宗教書、建築の本、健康の本などジャンルを問わず。北澤さんが大好きな美智子上皇后について書かれた本は勢揃い。
「一時会社に置いておいたこともあったけどね。ある日、本たちが『みんなに読んでもらいたいよー』と言葉を発していることに気付いたの」と北澤さん。
カフェとして開放する場所は、一時レストランにもしたことがある、テラスと広い洋風の庭が付くおしゃれな2階建ての建物だ。「当面1階と庭は全部自由に使ってもらって結構です。コーヒーを飲みながら、ゆったりと読書をしてください」。入場料金300円を払えば、備え付けの給茶機でコーヒー、緑茶、麦茶、烏龍茶は何杯でも。グループでの利用も大歓迎だ。
店長を務めるのは、次女の里弥さん。やはり本が大好きで、埼玉・大宮の読書クラブに所属したりしてきたが、今回のカフェのオープンで、常駐することになった。来てもらった人の記念にと、手作りのプラスチック製のしおりを作ったり、インスタ用のお店の看板を作ったりして用意も万端。「色々なことをやりたいですが、読書会はぜひやりたいですね」。
【メモ】TEL3859・1141。営業時間=午前10時~午後5時。7台置ける駐車場あり。
写真上/それぞれ好きな本を持って、北澤会長(左)と里弥さん。後ろが蔵書の一部
中/お天気の良い日にはこんな庭で
下/里弥さんが作ったしおり

「新聞広告に書名が載るでしょ。読みたいと思ったら、すぐ買って来てもらうの。乱読です。それが溜まるに溜まって……」。ベストセラーの小説から哲学書、宗教書、建築の本、健康の本などジャンルを問わず。北澤さんが大好きな美智子上皇后について書かれた本は勢揃い。

カフェとして開放する場所は、一時レストランにもしたことがある、テラスと広い洋風の庭が付くおしゃれな2階建ての建物だ。「当面1階と庭は全部自由に使ってもらって結構です。コーヒーを飲みながら、ゆったりと読書をしてください」。入場料金300円を払えば、備え付けの給茶機でコーヒー、緑茶、麦茶、烏龍茶は何杯でも。グループでの利用も大歓迎だ。

【メモ】TEL3859・1141。営業時間=午前10時~午後5時。7台置ける駐車場あり。
写真上/それぞれ好きな本を持って、北澤会長(左)と里弥さん。後ろが蔵書の一部
中/お天気の良い日にはこんな庭で
下/里弥さんが作ったしおり