◆◇将来はオリンピック目指す
体操・全国大会出場 第七中の渡辺くん
第七中学校2年の渡辺崇仁くんが、「第38回関東中学体操競技選手権」で2位の好成績を収め、8月に仙台で行われた全国大会に出場した。2年生で全国出場は快挙。
体操を始めたのは、幼稚園年長の時。鉄棒が好きで、知り合いの体操の先生に勧められたのがきっかけ。小2で堀井耕一コーチと出会い、以来コーチが主宰する友輪体操クラブ(川口市)で技を磨いている。クラブまで母の眞理子さんが送り迎えし、毎日3時間半、土日の12時間に加え、家での自主
全国大会の賞状を手に 練習もする。超人的な動きは、日々の地道な積み重ねが作り上げる。
「全国は目標にしていた大会だったので、かなり緊張した」と渡辺くん。故障した坐骨の痛みをこらえての演技だったが、9位と大健闘。得意種目は跳馬で、その理由を「一発勝負。1回の助走で決まるから」と話す。
堀井コーチは「一つのことをコツコツ、手抜きをせずにまじめにやる」と評する。体が硬く怪我しやすい弱点があるが、「硬さゆえに強靭な力を発揮できる。一番大切なバネがある」そうだ。
学校の友だちも、体操に真剣に取り組む渡辺くんを応援してくれている。「周りの支えのおかげでここまでこれた。将来はオリンピックを目指す。全種目こなせて、病気やけがに強い選手になりたい」と、真っ直ぐな目で語る渡辺くんのこれからの活躍に期待したい。

あん馬の練習をする渡辺くん
体操・全国大会出場 第七中の渡辺くん

体操を始めたのは、幼稚園年長の時。鉄棒が好きで、知り合いの体操の先生に勧められたのがきっかけ。小2で堀井耕一コーチと出会い、以来コーチが主宰する友輪体操クラブ(川口市)で技を磨いている。クラブまで母の眞理子さんが送り迎えし、毎日3時間半、土日の12時間に加え、家での自主
全国大会の賞状を手に 練習もする。超人的な動きは、日々の地道な積み重ねが作り上げる。
「全国は目標にしていた大会だったので、かなり緊張した」と渡辺くん。故障した坐骨の痛みをこらえての演技だったが、9位と大健闘。得意種目は跳馬で、その理由を「一発勝負。1回の助走で決まるから」と話す。
堀井コーチは「一つのことをコツコツ、手抜きをせずにまじめにやる」と評する。体が硬く怪我しやすい弱点があるが、「硬さゆえに強靭な力を発揮できる。一番大切なバネがある」そうだ。
学校の友だちも、体操に真剣に取り組む渡辺くんを応援してくれている。「周りの支えのおかげでここまでこれた。将来はオリンピックを目指す。全種目こなせて、病気やけがに強い選手になりたい」と、真っ直ぐな目で語る渡辺くんのこれからの活躍に期待したい。

あん馬の練習をする渡辺くん