足立朝日

お菓子なあだち 10品目

掲載:2022年1月5日号
きんつば、どら焼、人形焼
「㈱大江戸」
扇2-8-5 TEL3856・1651


 日暮里・舎人ライナー「扇大橋駅」下車徒歩約7分。土手下通り沿いにある同社は、昭和23年(1948)に「豆菓子」と「金平糖」を製造する企業として荒川区尾久で創業。昭和60年(1985)に現在の場所へ移転した。
 代名詞となるお菓子「きんつば」は昭和49年(1974)から製造をスタート。北海道産の高級小豆を原料に、国産の小麦粉を使い伝統的な製法で作られる。本当においしいものを提供するために、素材には一切の妥協をしない。その品質の高さが認められ、全国菓子博覧会では「大江戸きんつば」が総裁賞、「大江戸栗きんつば」が名誉総裁賞、「チーズどら焼き」が金賞など数々の賞を受賞している。
 現社長は3代目の福田光伸氏(42)。3年前の70周年の時に世代交代したばかり。妻の貴子専務とともに新ブランド「OOEDO TOKYO」を立ち上げ、和洋系の菓子製造にも挑戦中だ。
 商品は「きんつば」が小豆、栗、抹茶、胡麻など7種で190円~、「どら焼き」が栗、黒糖など3種で210円~、人形焼が小倉、栗、こしの3種で4個入り360円~。販売は同社併設店舗で元旦を除く午前9時~午後6時、サミット五反野店と保木間店など。
※HP「菓子工房大江戸」で検索

写真上/江戸庶民の大好物だった「きんつば」
下/福田社長と貴子専務